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マックでDS - 「サイバー駄菓子屋」に帯びる場の意味
by TARO MATSUMURA - 2009.06.15 18:23
瑞江のマクドナルドからそろそろ退散しようと思っている。本当はもっとDSをやっている小学生に出会えるかと思っていたけれど、この近辺はケータイだった。Twitterのタイムラインでは、小学生のケータイ恋愛事情が展開されてしまった。
それはそうと、マクドナルドは6月19日から、「マックでDS」というサービスを開始するそうだ。マクドナルドにニンテンドーDSを持ってくると、Wi-Fi経由で無料コンテンツが楽しめたり、ゲームの体験版がプレーできたり、はたまた特定のゲームの限定キャラクターがゲットできたりするそうだ。
マクドナルドとガジェットの関連で言うと、おサイフケータイのクーポンは鮮やかだ。以前はFlashのデジタルクーポンを配っていたが、最近ではレジに置いてあるFelica端末にタッチして「ぱらっぱっぱっぱー」の速めのテンポの効果音が鳴って、オーダーが出来るという仕掛け。結構音鳴りますよね。
ケータイでじわじわとクーポンを拡大している中、今度はDSをお店に持ってくることで何かを仕掛けよう、という取り組みが「マックでDS」だ。
以前から小学生が放課後にPSPやDSを1人1台ずつ持って輪になって、オレンジジュースかコーラーを飲みながら遊んでいる風景を見かけていた。店によっては通信ゲーム禁止!なんて張り紙がしてある場所もあったが、晴れて公認されたのだ、「携帯型ゲームが出来るファーストフード店」として。
DSではクーポンもダウンロードできるし、お店に来るたびにポケモンのゲームのキャラクターが増えていく。またDSのポケモンを持っていると「幻のジラーチ」が自分のDSに入ってくるという。時を同じくしてマクドナルドのハッピーセットでは、ポケモングッズのコラボレーションがスタートする。
お店でのグッズのプレゼントと、アドホックにその場で出来るゲーム、そして普段からやっているゲームまで、全てポケモンつながりでキャンペーンを作り上げている点も鮮やかだ。記事の見出しでは子連れ家族狙いとしているが、都市部では子供が放課後に友達と来てワイワイ楽しむ姿は想像にたやすい。
そしてマクドナルドは、ポケモンのゲームをやっている子供にとって、モンスターを手に入れる場所としての意味合いを認識するようになる。もちろん遊ぶゲームが変われば関係なくなるかもしれないが、デジタルな趣味に意味のある場所というのがリアルな生活圏に出現する感覚を、どのように消化するのだろうか。
そしてマクドナルドとニンテンドーは、マックでDSをマルチレイヤー化して、脳トレのスペシャルステージを入れたり、桃太郎電鉄のエリアバトルを展開したり、場所を絡めた様々な展開を重ねることで、DSを持っている様々な人が楽しめる場としてのプレゼンスを高めることも出来よう。サイバー駄菓子屋の様相を、マクドナルドは呈してきている。
MSNサンケイニュース: マクドナルドでDS 19日から全国で 子連れ家族狙い
「マックでDS」は、マクドナルドの店舗内のみで通信可能なDS用無線装置を使った無料コンテンツ配信サービス。DSを持参してマクドナルドに来店すると、ポケットモンスターなどの人気キャラクターのダウンロードや、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などの市販ゲームソフトの体験版を利用できるほか、お得なクーポンなども入手できる。
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