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宙博09、2009年12月3日から

by TARO MATSUMURA - 2009.10.15 16:41

2009年10月15日、国際天文年の最後を飾るイベント「宙博09」のプレス発表会があった。2009年12月3日〜6日までの4日間、前半をビジネス、後半をファミリーとして、東京国際フォーラムで展開されるイベントだ。ちょうどきょうのBlog Action Day 09の「気候変動」というテーマにも通じる部分がある。※日付修正しました、すみません。

 月面着陸ほど、宇宙に対する大きなインパクトを与えた映像はなかったんじゃないだろうか。かつて日本でも宇宙に関する博覧会が開かれ、少年達の夢の舞台で有り続けた宇宙。最近日本の首相は宇宙人だ、と言われているが、地球も宇宙の一部、そして宇宙から見つめる地球による問題解決というアプローチの可能性を考えると、「宇宙人」ブランディングもあながち外れていないんじゃないか。

 科学技術のきっかけになったのが空の観察だったーーガリレオの地動説の発見と検証から400年がたち、産業革命が起きて、その結果現在人間が危機に瀕している。プレス発表会の中に流れているストーリーは、科学による現状把握と、科学による解決を目指すことにある。

 あこがれの対象だった宇宙は、問題解決のフィールドになる。

 このメッセージはとても襟を正しつつ、ワクワクするモノであった。

 宇宙技術、航空技術、環境技術の研究と産業化の祭典になる宙博09。ただ宇宙と環境の関係性については、区エスションマークが飛ぶところかもしれない。ここにたいしてJAXAの立川さん、慶應の清水先生、国立天文台の海部先生のコメントが参考になる。

  • 14:50  Q:宇宙と環境の関連性は? 立川:宇宙から観察することが環境にとっては重要。異常気象、温暖化などを宇宙から観測できる。アクションは取れないが、どうすべきかを提案できる。環境問題に一番近いところにいるのが宇宙。対策は地上で行われていく。
  • 14:51  清水:天文学で得られた科学上の知見が、新しい技術開発に使われていく。これまでも、これからも。その応用分野でもっとも期待をしているのが環境分野。
  • 14:53  海部:現実的な話。太陽は極小期間。11年たっても黒点がない。ガリレオが黒点を発見したが、20年くらい黒点が出てこず、小氷期。太陽のわずかなエネルギー流入の変化が、気候変動と連動している(ミランコビッチ説)。太陽活動と地球の複雑な関係を読み解くことが大切。

 このあたりは僕もとても興味がある領域だが、なかなか理解されにくい箇所でもあると思う。当日の展示やセッションで、このあたりのダイナミックな理解ができるようになることを期待しつつ。

  • 14:04  海部宣男: 世界天文年の最後の12月に日本で開催される宙博09。天文学、素粒子といった科学、技術、産業を結びつける第一ステップ。 #sorahaku09
  • 14:06  海部: 世界天文年は成功した。147カ国のほとんどが成功した。宇宙開発に携わっている国の倍。途上国の科学教育に天文学が貢献した点、環境と天文学との相性がよい点が評価されている。ユネスコが国際天文学連合を今後もサポートすることを決めた。 #sorahaku09
  • 14:07  海部宣男: 日本でも12月にシンポジウムを神戸で開催する。宙博が今後10年間継続していくし、日本も環境・教育に貢献していく。 #sorahaku09
  • 14:10  藤原洋: (ナノオプトメディア・社長) 天文学はガリレオが400年前に天文観測をして以来、近代科学の総史とも言える。現在、石油依存経済が終わり、地球環境・世界経済の2つの危機を迎えている人類。産業革命以降の経済成長モデルに限界。 #sorahaku09
  • 14:11  藤原洋: そこで、ガリレオに回帰して、科学技術の果たす役割を見直す。宇宙科学、宇宙航空工学、環境エネルギー技術の分野で、ビジネス、学術研究、政策へのコミットと、次世代に夢と地球環境をもたらすことが趣旨。 #sorahaku09
  • 14:13  藤原洋: 宇宙は謎だった。暦の誕生=農林水産業、1609 天体観測から地動説実証=ニュートン力学=産業革命。1929 世界大好況=ハッブルの法則(宇宙膨張)?? 宇現在の2つの危機を宇宙・環境技術で乗り越える時。 #sorahaku09
  • 14:15  藤原洋: 2009年12月3日~6日に、東京国際フォーラムにて、宙博09を開催。平日はビジネスデイでGreen by IT & Scienceフォーラム、週末はファミリーデイで体験型ワークショップ、レクチャーを開催。10月16日からチケット発売。 #sorahaku09
  • 14:17  藤原洋: 立川啓二 宇宙航空研究開発機構理事賞のkeynoteは12月3日。セッションとして、地球、エネルギーなどの産業構造のテーマ、月惑星探査ロボットの取り組み、巨大望遠鏡で一番星を見る、などを揃えている。 #sorahaku09
  • 14:23  迫村裕子: 「宙博」ロゴ発表。「人類は、宙に触れて進化する」「人類は、宙を見上げて解明する」 → 3人のキャラクター「ソラちゃん」「宙くん」「ヒータン博士」が案内役になる。ヒータンは藤原さんをイメージ。 #sorahaku09
  • 14:26  国立天文台天文情報センターセンター長 渡部潤一: すばる望遠鏡活躍の裏で、南米チリの5000mの山の上に、80台望遠鏡を並べる国際プロジェクトが進行中。3年後に完成予定。日本のアンテナがまず出来上がった。 また30m望遠鏡(すばるの次)を検討している。 #sorahaku09
  • 14:29  JAXA理事長 立川啓二: 宇宙も仲間に入れて頂きたい。宇宙開発は50年の歴史だが、これからの主体になる。地球の外から観測することも意義深い。また宇宙に行ったら地球を見る、と言う利用も進めている。最後には地球を飛び出し新天地を見つけることも夢じゃないか。 #sorahaku09
  • 14:32  立川: ロケット打ち上げ技術は世界で6カ国程度。日本は4番目。この技術を宇宙開発につなげたい。日本はまだ人間を宇宙に運べていない。宇宙食は28食ほど用意しているので、宇宙に簡単にいける時代を感じて頂ければ。 現在訓練は10年だが5年、1年と短くなるはず。 #sorahaku09
  • 14:34  慶應義塾大学 清水浩:私は応用物理学を勉強した。物理は便利な学問で、式を3つ覚えれば食っていけるーニュートンの運動方程式、マックスウェルの方程式、シュレーディンガーの波動方程式。これまでもこれからも、これらの式で豊かになる。 #sorahaku09
  • 14:35  清水:人は宙を眺め続け、天文学が生まれてきた。自然界で起きていることを3つの式で表現できる。そのおかげで、人類は新しい技術として力学を使った蒸気機関などを作った。これが産業革命だった。 #sorahaku09
  • 14:37  清水:Maxwellで電気を使った生活を実現した。そして量子力学(原子と分子の中身を見る科学)が生まれ、20世紀末に応用技術が生まれたー太陽電池、リチウムイオン電池など。宇宙への興味が、現在・未来を支える技術に結びつく。これが宙博の重要なメッセージ。 #sorahaku09
  • 14:38  清水:エリーカという電気自動車を開発してきた。次の時代を作る象徴。現在の科学の上に新しい技術が立っている、そういう理解をして欲しい。宇宙を見ながら、我々の生活の未来を参考にして欲しい。watch universe, act globaryが流行れば。 #sorahaku09
  • 14:41  Q:大学、政府系の出展が中心。企業からの注目の出展はあるのか? 藤原:民間からはクリーンエネルギー関連。エリーカは産業化していきたい。またスマートグリッドとクリーンエネルギーをつなぐ技術を展示。太陽発電や望遠鏡、宇宙工業などの技術協会も参加。 #sorahaku09
  • 14:43  Q:日本発のイベントとしているが、海外では定期的に行われているのか? 海部:世界天文年でも、産業を巻き込んでいく取り組みはなかった。科学、技術、産業、環境一体となった活動は新しい試み。 #sorahaku09
  • 14:46  Q:会場のイメージは? 迫村:来場者対象として、ビジネスマン、学術関係の人だけでなく、ファミリーも対象。展示内容をシームレスに、見て、触れて、質問して、体験して、発見する会場構成にする。レクチャーは展示会場の中でやる。またサイエンスナビゲーターを配置。 #sorahaku09
  • 14:47  Q:来場者数の見込み、内訳の想定は? 迫村:初の試みなのでわからないが、4日間で15000人を想定。木・金はビジネスマン対象、土・日はご家族を連れて来て頂く。企画も対象に連動させる。内訳の想定はない。 #sorahaku09
  • 14:48  Q:今後毎年開催を予定しているが、何年やるのか? 藤原:少なくとも10年。毎年クリスマスちょっと前に開催していく。 #sorahaku09
  • 14:50  Q:宇宙と環境の関連性は? 立川:宇宙から観察することが環境にとっては重要。異常気象、温暖化などを宇宙から観測できる。アクションは取れないが、どうすべきかを提案できる。環境問題に一番近いところにいるのが宇宙。対策は地上で行われていく。 #sorahaku09
  • 14:51  清水:天文学で得られた科学上の知見が、新しい技術開発に使われていく。これまでも、これからも。その応用分野でもっとも期待をしているのが環境分野。 #sorahaku09
  • 14:53  海部:現実的な話。太陽は極小期間。11年たっても黒点がない。ガリレオが黒点を発見したが、20年くらい黒点が出てこず、小氷期。太陽のわずかなエネルギー流入の変化が、気候変動と連動している(ミランコビッチ説)。太陽活動と地球の複雑な関係を読み解くことが大切。 #sorahaku09
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