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まるで巨大なiPhone - Flashで動くデジタルサイネージ

by TARO MATSUMURA - 2009.10.07 16:21

 そろそろ先般のNew York・Cancunに関して、このBlogと今日のトーキョーでフォローしたいと思っているのですが、まだ片付いていない問題がありまして、これが片付き次第順次、と言うことにしたいと思う。

 その思い出を呼び起こしてくれるような、新しいサービスというか商品がスタートする。タッチパネル型のデジタルサイネージのサービス。本社は北海道、東京のオフィスはすぐ近くというビズライト・テクノロジーのデジタルサイネージパッケージを早速見せて頂いた。

 見たところ、巨大なiPhoneが公共の場に置いてあるような感じである。

Flash based Digital Signage by BiZright Technology

 このデジタルサイネージのパッケージが面白い点は、Flashで表示する内容を作ることができる点。1つのディスプレイにはFlashのコンテンツを中央サーバと同期するクライアントが入っており、常に最新の情報を更新できる他、タッチパネルでユーザーが実際にタッチしてコンテンツを見ることが出来る。

 現在仙台駅の駅構内の案内システムとして稼働しており、電車や新幹線の情報、駅構内の案内、駅周辺の地図や観光スポットの情報などを表示することが出来るようになっている。もちろん仙台駅構内のモノもFlashで動いている。動画で動作をチェック。

 画面が大きいながら、さくさく動かしていくことが出来る。

 公共の場にこのようなデジタルサイネージが配置された時、これまでウェブやケータイなどでコンテンツを作ってきたFlashのクリエイターが、公共のアニメーションやインタラクティブを伴った広告のクリエイティブに流れ込んできたら、と思うと、とてもわくわくするのだ。

 現在のFlashは別のFlashファイルを読み込んだりすることも出来るはずなので、デジタルサイネージでミニゲームを遊んで、それがクーポン発行につながったり、何かユーザーが情報を投稿してミックスされたりするようなインタラクションを、オトナも子どもも楽しめるんじゃないか、と思ったりしてしまう。

 このデジタルサイネージには、ケータイのFelicaをタッチするリーダーがついたり、QRコードで情報を読み取るような機能を持たせることも出来るそうだ。またタイムセールやクーポン情報は、各店舗のスタッフがケータイから更新可能。ネットワークを生かして非常に軽い運用を実現できる点も魅力かもしれない。

 見た感じ、触る感じがデカイiPhoneなので、ビジネスモデルもiPhoneを真似してもいいかもしれない。例えば、デジタルサイネージ向けFlashアプリのプラットホームを用意してくれれば、什器を購入もしくはレンタルして設置し、その上で動くデジタルサイネージ・アプリは出来合のモノをピックアップして運用することで、デジタルサイネージ設置のコストをさらに抑えていくことも出来る。

 まだこのようなプラットホームはできあがっていないようだが、デジタルサイネージの日本での普及の1つのアプローチとして有望じゃないか、と思う。

 というのも、先日New Yorkに行ってきて、日本のデジタルサイネージの遅れがずいぶん大きいな、と感じた点があった。

 さて、New Yorkの空港でいしたにさんとばったりお会いしたのは既にいろいろなところでお知らせしているとおりだが、デジタルサイネージに関して、目に触れるいろいろなところに既に設置されている事に驚いた。いしたにさんとのTwitterで肌感覚として東京の10倍は置かれているんじゃないか、と感じている。

 もちろん全てをデジタル化すればいい、と言うわけではないかもしれないが、大いに可能性があり、またコンテンツを作る人、ビジネスをする人にとっても新しく魅力的な環境だけに、日本でも盛り上がってくれるといいな、と感じる。

 デジタルサイネージに関する最新事情や議論をする場として、11月19日に、ビズライトの最新のデジタルサイネージに触れてもらったり、未来像を考える、ブロガーも含めたミーティングを開催したいとのことです。また詳細が決まったらお知らせしたいと思います。

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