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なぜ1Bq/kg以下を宣言できたのか? #大潟村あきたこまち
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.09.09 12:32
大潟村あきたこまち生産者協会が宣言した1Bq/kgという数字に驚いた。国のコメの基準は500Bq/kgで、これの1/500の数字を宣言しているからだ、社内からも本当に大丈夫なのかという声が上がり、社長自身もどうなるか分からない。しかし消費者のことを考えると、妥協すべき数字ではない、と言う判断だ。
これについては昨日の記事の社長へのインタビュービデオをご参照。
そもそも、なぜこの段階で、1Bq/kgという数字を宣言することができたのか。その宣言のためには全部のコメを調べていく必要がある。ではこの短期間のうちに、検査体制をそんな急に立ち上げることができたのか、という疑問が生まれてくる。しかし彼らの品質管理部門の部屋に入って、なるほど納得がいった。
ここに上げたのは品質管理部の検査機材の数々。彼らは安全なコメに対して独自の取り組みをこれまでずっと続けてきているそうだ。カドミウム、残留農薬の問題、コメの品質の保証、特定保健食品のための成分分析など、これまで様々な領域での検査体制を作ってきていた。
そこに放射性物質の問題が入ってきて、ある意味で、彼らがこれまで行ってきた品質管理の項目と機材が1つ増えるような形で普通に放射性物質の検査を行うだけなのかもしれない。現在は簡易的な検査機材しか手持ちがなかったそうだが、2000万円の投資をしてきちんとした検査機材を取り寄せているところだという。22年産の玄米を検査してみたところ、0.05μSV/h自然放射線程度の検出だった。
このような体制が日常的に行われていなければ、なかなか数字に対してセンシティブになったり、出たときの対応まで考えられないのではないだろうか。引き続き、大潟村より。
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