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Audi TT Lounge in Tokyo

by TARO MATSUMURA - 2006.09.22 23:23

Audi TT Lounge Tokyo #06

Entry Pass to Audi TT Lounge in Tokyo 日本でもいよいよ10月に街を走り始めることになるAudiの新しいTT。これのお披露目となるAudi TT Loungeが、9月22日に、こちらも初めてのお披露目となる六本木・乃木坂に面する国立新美術館で行われた。前回の東京モーターショーでも一番気に入ったブースを出していたのがアウディで、最近のアウディのプレゼンテーションを注目していたのと、トーキョーの新名所にもなる新しいミュージアムへの興味が相まって、これは行くしかないイベントだった。それにしてもエントリーパスからして凝った作りで、TTのロゴをあしらったエンブレムが光るんですから。

Audi TT Lounge Tokyo #24

 星条旗通りの坂の手前から入場を済ませると早速国立新美術館の曲線を描くガラスの外観と、その手前に並ぶ新しいTTの姿が目に入ってきた。屋外に展示されていたのはシルバー、ブラック、そしてライトなどが点灯しているレッドの3色。ライトが点灯している様子はとびきりクールで、フロント以上にテールに斬新さを感じるデザインだった。

Audi TT Lounge Tokyo #45 とはいえ今までのTTや他のアウディのテールのデザインからは外れておらず、むしろこのTTが現在のアウディのクルマの元になるスケッチだったんじゃないか、と思わせる。荒削りか?といわれると確かにそう思うけれど、スケッチをそのまま形にして売ってしまうことが出来るくらい、スケッチが良くできていると言うことだろうか。そのスケッチを描いたアウディのデザイナーがライブスケッチを披露してくれたときに、さらに強くそう思った。このパフォーマンスはエキサイティングでしたね。

Audi TT Lounge Tokyo #21 クルマのテクノロジについて、止まっている限りでは特に新しい部分はなかったように思われる。エンジンもアウディ、フォルクスワーゲンでおなじみの2000cc直噴ターボと、3200cc V6の2種類。これに2ペダルマニュアルのDSGあらためSトロニックが組み合わされる。quattro(4輪駆動)は3200ccのモデルにのみ設定される。実際に走るクルマに試乗しないとこれ以上のことはよく分からないので、その機会まで取っておくとして、内装だ。

Audi TT Lounge Tokyo #18
Audi TT Lounge Tokyo #19
 自動車メーカーに勤める友人は実は結構いるんだけれど、その1人が「自動車メーカーはある意味で、内装屋さんの部分がある」という話をしていた。つまりクルマのエンジンやサスペンションと言った走りの要素に加えて、内装の出来も重要な要素だ、という話なのである。僕にとっては新たな視点だったし、なるほどな、と思う節もあったが、TTのコックピットに座ってみると、その意味をまた強く感じた。

 シートは、今まで堅いシートに座りすぎてきたせいか、スポーティーなモデルだけれども柔らかく感じる。しかし決してふわふわしているのではなく、適度に沈み込んだら後はがっちりとホールドされる感じだった。ステアリングホイールの底辺は平らにカットされていて、乗り込む前からワクワクしてしまう。そして手の届くところにこぢんまりとパドルシフトのスイッチが用意されていて、ここでギアチェンジを行うことが出来る。

 以前のTTのようにエアコンの吹き出し口からメーターの枠まで正円で整えられていて、スケッチ由来のクルマの印象は残しているが、操作系のパネルがコックピットに向かって角度を付けて配置されている点は、今まで以上に操る人を考えた設計になっているそうだ。事実、ハンドルの外側に少し右手を伸ばすだけで、ライトスイッチなどに触ることが出来る。何気ない変化だけれど、普段とっさに手を伸ばさないドアとハンドルの間のパネルすら使いやすかったのは印象に残った。

 決して安っぽくはないんだけれど、ラグジュアリーな感じもしない。ほんとうにいろいろちょうど良いというのがこのTTの内装だった。けれども選べる内装の色で、黒いボディに赤いシートのチョイスは憧れちゃいますね。

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Audi TT Lounge Tokyo #53
 エクステリアに戻ると、本当にライトの使い方がカッコイイと思わされた。特にテールライトは、2つの四角い反射板を後ろから照らすタイプになっていて、ライトの反射のカッティングも素晴らしいし、真っ暗な中に浮かぶ4つの四角というアイデンティティもまたクールだ。中央のバンパー下にはおそらくリアフォグランプが配置されていて、きっとまぶしすぎない程度に存在をアピールしてくれる。

 そしてフロントのヘッドライトのレンズには「TT」の文字が刻まれている。うまくいくと壁に映し出せるのかもしれませんね。またターンライトのうすく切れ長なレンズは、サイドミラーのLEDのターンライトと同じ意匠を見せていて、拡大されたサイドミラーの印象をシャープなモノにとどめている。そしてクルマの中で一番ダイナミックなモノが、アウディのロゴをあしらったフロントマスクのシングルフレームである、というところに完結している。今っぽくて上手いですよ、ホントに。

 とまあこんな感じでAudi TT Lounge in Tokyoでご対面した新しいTTを見てきたが、今日のトーキョーでは国立新美術館の方に触れようと思いますので、そちらもぜひ。

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