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Bento - Flie MakerのPersonal Database


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2007.11.16 15:00

 以前SFCに来ていたMimiさんは、彼女のFlickrでこどもたちに作るお弁当をMoblogしている。毎朝作って持たせるお弁当は格好の日常の風景だし、好評だったお弁当を再現してあげる時にも役立ちそうだ。ちなみにBentoも英語になって親しまれている日本語の1つのようだ。

 日本には、フォーマットを重要視するカルチャーがある。例えば寿司。シャリという共通の土台の上にネタを載せて楽しむのが基本だ。軍艦巻きや手巻き、すだれ巻きなんかの派生もあるけれど、これらもまたフォーマットになっている。

 あとは盆栽。あまり僕は詳しくないので、ポップな感じではパラダイス山元さんあたりに聞くべきなのかも知れないけれど、あれも小さなハチに縮尺した樹木を表現するというフォーマットで楽しまれるものだ。

 そのライン上で、このお弁当、弁当箱も、フォーマットとしてカウントしても良いんじゃないかと思う。ついついBentoについて考えてしまったけれど、File Makerがリリースする個人向け、そしてLeopard専用のアプリケーションの名前が、Bentoなのだ。

・File Maker: はじめまして、Bento

Bento - File Maker BentoはFile Maker Proのパーソナル向けとしてプレビューが始まったデータベースソフトだ。

 僕はBlogが自分のデータベースになっていること、師匠・小檜山賢二先生のパーソナルデータベースの便利さに触れて、個人がデータベースを持っていることのメリットをじわりじわりと感じている。しかしいきなり個人でデータベースを持つのだ、と言っても何に使って良いか分からないし、メリットもなかなかすぐに感じられない。

 しかしMacに限らずWindowsやケータイを使っていても、データベース的なものをいかに使って生活していることか。アドレスブックだってiCalだって、Mailだって、Safariのブックマークだって、iTunesまでもそうだ。特にMacはデータベース的な機能で寄り使いやすくしているような印象すら受けるし、僕のデスクトップ・アプリ好きとデータベースの関係性もありそうだ。これは継続案件ですね。

 さてBentoのインターフェイスはLeopardのFinderやiTunesにそっくりの、Macユーザーにはとても取っつきやすいもの。パーソナル向けと言うことで、プログラミングをしたりすることはできない一方で、Macのネイティブな機能ときっちり連携している。iCalやアドレスブックのデータはライブアップデートできるし、.Macで他のマシンと同期を取ることまでできる。まるでMacにはじめから入ったかのようなソフトなのだ。

Bento New Library - Bento

 データベースというと完全に業務、固いイメージがつきまとっていたが、このBentoと、同じく業務寄りの固いイメージを持っていた表計算ソフトであるiWorkのNumbersとを見ていると、仕事で培ったソフトの知識をパーソナル向けに役立てたらどうか?という提案にも見えるし、専門ソフトへの入り口、入門版としての位置づけにも見える。そしてちょっと毛色が違うように見えるのは、やはりメディアファイルへの広範な対応だ。

 これから、Web寄りの機能がどこまで対応していくか。RSSなんかを収集して、自分が書いたBlogのエントリーをアーカイヴできたりすると、よりパーソナルデータベースとしての性格が強まりそうだし、iTunes、iPhotoなどの連携や.Mac Web Galleryなどが絡んでくると、面白そうなんだけれども。


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