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Imeemの全部盛りSNSは利己的?


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.08.16 19:11

 アメリカでImeem(アイミーム)という企業がソーシャルネットワーキングサービスに参入した、と言うニュース。SNSとblog、Photo blog、インスタントメッセージングという、とりあえずインターネットのコミュニケーションでは、これとメールがあればOKという全部盛りのサービスだそうだ。

 このサービスの性格としては、これまでのSNSのような、個人のつながりから広がるコミュニティを意識させるような「寂しさの再生産ツール」(ざっくり粋すぎて語弊ありますが)というよりは、最小規模に近い範囲での情報共有用の新開地みたいな感覚で使っていくことになる。時々ありますよね、あまりにたくさんの人に見られすぎたからひっそり別の場所で、みたいな「書く楽しみ」重視の日記やブログって。

 その新たな場所がここ、と言うことになるかもしれないという話に似ていて、大手のSNSが普及しすぎた故に出てきた存在というポジショニングにも見えてくる。また自分で自分の情報セキュリティレベルを設定していく、現在のネットユーザーに麻痺しがちな感覚を呼び戻す意味でのスタンダードになるかもしれない。自分の情報をコントロール可能な範囲に取り戻す、みたいな。

 SNSという激戦市場への新規参入ということでCNETの記事になっていたけれど、僕が気になったのはこのネーミング。「ミーム(meme)という言葉を久しぶりに聞いたな」とついついクリップした次第。

 ミームは「文化の伝達を担う遺伝子」のことで、オックスフォード大学の生物学者、リチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』という1976年の著書の中で作った言葉だった。未だに完全に理解しているかどうか自分でも疑問だけれど、興味がある話だ。この言葉に出会った当時では考えたこともなかったレイヤーでの話、つまり心の上での情報の優勢・劣勢をまみえた生存競争みたいな世界観だと思っていて、僕が情報とかデザインに触れるときに、心の奥底で意識してしまう話なんです。

・CNET Japan: アイミーム、激戦のソーシャルネットワーキング分野に参入


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