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IrSimple - ケータイ赤外線通信のアップグレード


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.10.01 09:17

 DoCoMoが新しい赤外線の規格であるIrSimpleを搭載したFOMAを試作して、今度のCEATEC JAPANで展示するそうだ。IrSimpleはDoCoMo、ITXイー・グローバレッジ、シャープ、早稲田大学が共同開発した規格で、これまでの50倍に相当する約3.8Mbpsの速度が出るようになる。当然のように同じデータ量ならば短い通信時間でやりとりが済むし、これまで以上に大きなファイルサイズをケータイ端末間でやりとりする際にも使える。共同開発の面々からして、DoCoMoの端末とVodafoneのシャープ端末から採用されていくのではないかと思われる。

 ケータイの赤外線による電話帳データのやりとりは、だんだんとスタンダードになり始めた。DoCoMoが初めに搭載して、それがじわりじわりと広まっていくというインターフェイス。よく街中で赤外線ポートの場所を探してケータイを向かい合わせて色々向きを変えてみたり、赤外線ポートを見つけたら端末同士をくっつけて通信完了を待っていたり。

 端末によって赤外線ポートの位置が違っているから端末によっては通信しにくい位置同士になっているモノがある。赤外線ポートが折りたたみの先っぽについている端末は結構通信がしやすいが、ヒンジの付け根のダイアルボタンがある側やカメラの横についている端末は、ちゃんと受光部が向き合っているのか不安になる。端末側面についている端末は、他のケータイとは赤外線のコミュニケーションスタイルが変わってくる。

 結局日本ではBluetoothではなく赤外線で行く、と言うことになるのか。指向性があるから物理的にセキュアということ? 端末を向けあってコミュニケーションをしている感覚があった方が、より人に見られる通信方法として市民権を得やすかったと言うこと? とりあえずもうしばらくは赤外線による出先のコミュニケーションの光景を見ていくことになりそうだ。

・ITmedia: ドコモ、高速化赤外線「IrSimple」対応のFOMAを試作


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