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Pico Projector
by TARO MATSUMURA - 2007.03.29 11:05
Texas InstrumentsがCTIAで発表した技術は興味深い。というか、これは僕がずっとケータイに入ったらいいな、と思っていたものの1つ。つまりケータイにプロジェクタが入ったら、ということである。
【CTIA】TIがレーザ光源の超小型プロジェクタを開発,「ディスプレイ不要のゲーム機になる」 - モバイル - Tech-On! - DLPはMEMSミラーを多数並べて,光を反射させてスクリーンに映す技術である。ただし今回のような小型のプロジェクタ向けでは,光源に半導体レーザを採用した。これでレンズが不要になり,小型化が可能になった。さらに映像のピント合わせも不要になり,任意の位置にあるスクリーンに映像を写すことができるようになった。
そうすると、現在は3インチが最高の部類に当たるディスプレイのサイズ戦争は、一気に無意味なモノになる。離して壁に当てれば、(明るさは変わるけれど)ほぼ自由なディスプレイサイズを得ることが出来るからだ。最近ワンセグケータイをベッドに寝っ転がってみているけれど、ベッドのヘッドボードに大きな画面でテレビが見られても面白いし、お風呂を暗くしてコンテンツを楽しめるのも良い。
個人のディスプレイとして楽しむ以外に、ディスプレイをシェアする使い方も進むことになる。友人の家にいって、持ち歩いているコンテンツを移すのも良いし、テレビ電話をするときには(端末のカメラの位置に工夫が必要だけれど)複数人で相手と話すにも都合が良い。さらに都市空間の白い壁をつかって、大きな画面でコンテンツを楽しんだりすることも考えられる。
消費電力の問題がとても気になるところだが、今度掻こうと思っている「2 Phones Style」の上で考えると、Rich Phoneサイドの機能として魅力的だと思う。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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