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命名「副都心線」

by TARO MATSUMURA - 2007.01.27 14:07

Jinguumae Cross 9
Jinguumae Cross 9
by TARO MATSUMURA at Harajuku, Tokyo (MAP!)

 明治神宮前で降りてオフィスに行くときにいつも歩いている明治通り。GAP・ラフォーレ前からスタバまで工事中の道を歩いていく。何で工事中か、と言うことは耳がタコになるくらい聞かされていた、新しい地下鉄が通ると言うこと。山手線と併走しすぎだという指摘がされたりするんだけれど、創ったモノは創ったんだから、都市の蓄積としてポジティブに生かす方法を考えようじゃないですか。とはいえそこにきてこのネーミング、副都心線なのか。


・シブヤ経済新聞: 地下鉄13号線の路線名が「副都心線」に決定−東京メトロ
-  路線名に加え、渋谷−池袋間に新設される7駅の名称も併せて発表。渋谷区渋谷2丁目に安藤忠雄さん設計監修のもと建設される新渋谷駅の名称は「渋谷」駅に決まった。以下、池袋までの各駅の名称は、「明治神宮前」「北参道」「新宿三丁目」「東新宿」「西早稲田」「雑司が谷」。

 明治通り沿いに渋谷と原宿、新宿、池袋を結ぶと言うことで、ワカモノやファッションのカルチャー流路になるんじゃないかと思う。とはいえそれを流す人たちからすれば、あまりトーキョーの副都心感を持って、この辺の地域を使っているわけではないので、愛される名前かどうか、と言われたら愛されない部類に入りそうだ。

 愛され気味な名前は大江戸線(オオエドと名字みたいに呼ばれたり)、田園都市線(デント、デントと良い語感)あたりかと思う。副都心線にはこういう親しまれ方が生まれないんじゃないか。副・都心と言葉が2つつながっているし、語感で楽しむ感じでもない。副をサブと訳して「サブちゃん」と一定得ないこともない、ということかな。

 まじめな話。今四谷で仕事をすることが多くて、四谷と表参道の往復をするときに苦手な赤坂見附駅を利用しなければならないのだが、副都心線が出来ることで赤坂見附駅による混乱を防ぐことが出来る。例えば表参道から四谷に行くとき、赤坂見附駅で銀座線から丸ノ内線に乗り換えるには階段を上って乗り換える。ところが四谷から表参道に行くときも、赤坂見附駅での丸ノ内線から銀座線への乗り換えは同じ階段を上るのだ。

 ここで一瞬、「僕はどこにいるのだろう」「僕はどこへ行こうとしているのだろう」と混乱するのだ。都市の中で迷子になる瞬間である。気をつけていても、考え事をしていたり、ケータイをいじっていたりすると、ハッと分からなくなる。後から考えれば面白い経験なんだけれど、当の本人はもっと焦るのだ。これが解消されるのなら、僕にとっては価値ある路線になる。

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