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The Beats Goes On - 新型iPodの登場
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2007.09.06 03:21
Appleの音楽関係のイベント「The Beat Gose On」は日本時間で2007年9月6日2:00からスタートした。CNET Panelの記事で、ずいぶん具体的に予想してしまって、ここ数日当たるか、当たらないかそわそわしながら眠れぬ日が続いていたんだけれど、今日はこの発表を聞いて、寝られることになるだろう。いや、悔しくてかえって寝られなくなるかも知れないんだけれども。さて、どうなっただろうか?
ちなみに、先日の予想を一応ここに挙げておくことにする。
iPod
- デザインはiPhoneを彷彿させる片側が全面ディスプレイになる。
- 素材はつや消しのアルミ+黒の、新しいiMacのような締まったデザイン。
- 横長に構え、動画再生や音楽のCoverFlowによる選曲という新しいスタイル。
- フラッシュメモリへ移行し、最大30GB〜60GBを確保、連続再生時間も向上。
- OS Xベースへ変更。各種アプリ、Wi-Fi、Multi-Touchディスプレイが搭載される。
- YouTube再生に対応。
- Wi-Fi経由でBonjourによるアドホック音楽共有を実現。
- カメラはなし。
iPod nano
- こちらは現行のiPod nanoと同じ5色カラーリング。色が多少変わるかも。
- 新しいApple Keyboardのように、薄いアルミの板を彷彿とさせるデザインへ。
- やはり表面は全面ディスプレイに変更され、ビデオ再生に対応。
- フラッシュメモリ採用はこれまで通りで8GB〜20GBの展開に容量アップ。
- 小さいのでCoverFlowは微妙?Multi-Touchで仮想クリックホイールを実現。
最初の発表は、iTunesがアップデートされるという内容。そして、Ringtoneの販売をスタートする。もちろん、iPhone用だ。iTunes Storeで販売されている600万曲中、50万曲からスタートするとのことだ。この仕組みが面白くて、自分で着メロを作成する仕組みが組み込まれるのだという。通常の楽曲をiTunes Storeで$0.99で購入する。ここからフェードイン、フェードアウトを駆使して、好きな部分30秒をピックアップするカタチで、作成するのだ。新しいiTunesでは、楽曲の波形を表示する機能が追加されているため、そのは系から30秒分をピックアップする作業も簡単だ(けれど、プロっぽい使い勝手になっていることも事実だ)。こうして作成したRingtoneは$0.99でキープできる。つまり楽曲をフルで買って、それを着メロとして保存して、合計で$1.98で手に入るという計算だ。日本の着うたフルの価格(これより高いですよね)をにらんだ価格設定と言える。
iPod shuffleは1GBモデルで$79で、余り大きな変更はない。しかし色がリフレッシュされ、メタリックのシルバー、ブルー、グリーン、ライトグリーン、そしてレッド(for Africa)。
iPod nano - thin fat full body has 2.0inch Video Display
iPod nanoは噂通り、ビデオ再生、CoverFlow、ゲーム(数独を含む3種類をバンドル)などに対応した。今までよりも縦の長さが短くなって、その分ヨコに伸びた。可愛らしいデザインになった気がする。またこれも噂通り、画面を立てに半分で割って、ビジュアルを見ながら選曲が出来る新しい、リッチでカッコイイインターフェイスも備えた。クリックホイールで選曲すると、アルバムジャケットが右半分の画面に現れる、と言う仕掛けである。ディスプレイは320×240ピクセル、2インチ。バッテリは、24時間の音楽再生と5時間のビデオ再生が可能。$149の4GBヴァージョン(銀のみ)と、$199の8GBヴァージョン(RED、黒、銀、青、緑)が用意される。これまで通り、Nike+iPodは利用できるそうです。
今までのスタイルのiPodは、iPodではなく、iPod Classicと命名された。デザインもiPod nanoと同様、フルメタルのデザインに変更されている。これまでの30GBモデルの薄さで80GBモデルを、80GBモデルの薄さで160GBモデルをそれぞれ用意している。ということは、80GBモデルの薄さが恐るべきモノになっている、ということか。80GBモデルは$249で25時間の音楽再生と5時間のビデオ再生、160GBモデルは$349で40時間の音楽再生と7時間のビデオ再生に対応し、iPod nanoと同じ、CoverFlowなどに対応したiPodのインターフェイスが搭載される。操作はこれまで通り、クリックホイールだ。
ケータイなしのiPhoneととらえるとわかりやすい。表面は全てディスプレイで3.5インチサイズ、もちろんMulti-Touchのタッチパネルで操作するし、ヴァーチャルキーボードも健在だ。ボタンも1つ。カメラはないが、Wi-Fiには対応する。そしてなにより、8mmという薄さ! CoverFlowや大画面でのビデオ視聴、写真の閲覧にリッチなディスプレイを活用できる。またWi-Fiを通じて、Safariによるウェブ閲覧、YouTube視聴が可能なほか、カレンダー、アドレス帳、計算機、時計といったWidgetを使うことも出来る。しかし、メールソフトウエアがない!これはがっかりだ。フラッシュメモリによる展開で、バッテリは音楽再生22時間、ビデオ再生5時間となっている。8GBモデルが$299、16GBモデルが$399だそうだ。今月中にリリースされる、とのアナウンス。
(これは、僕の予想のハズレ項目なんだけれども)iTunes StoreがWi-Fi対応のiPod経由で利用できるようになったのが、今回の発表のOne More Thing。ケータイ用のiTunes Storeのインターフェイスが用意され、新作、話題作、ジャンルの選択ボタンから簡単に楽曲を検索し始められるようになっている。これはiTunes上のiTunes Storeよりも使いやすいかも知れない。探した楽曲はその場でダウンロードして、すぐに聞き始めることが出来る。そしてMacかPCに次に接続した際、iTunesのライブラリに楽曲が転送され、保存される仕組みだ。ということはiTunes上で、iTunes Storeで利用する、クレジットカードとひも付いたApple IDが入力されていなければならない、と言うことでもある。
Wi-Fi Music StoreでStarbucksとの提携
これは面白いサービスだ。スターバックスの近くに行くと、iTunes Storeの中に、スターバックス・アイコンが現れる。ここをクリックすると、直近にお店で流れた10曲を見ることが出来るほか、スターバックスのミュージックセレクションからiPod Touchに楽曲をダウンロードすることが出来る、というもの。ロケーションと音楽が関連づけられた最初のサービスではないだろうか。このサービスに対応すべく、スターバックスの店舗内で、iTunes専用のフリーアクセスを実現するようだ。2009年までに、アメリカの全店舗で、Wi-Fiを整えるとは、スターバックスのCEO、Howard Schultzの言葉である。
iPhone 4GB消滅、iPhone 8GBは$399
Steve Jobs「More aggressive」という言葉は、iPhone 4GBを消滅させ、しかもiPhone 8GBを$599から$399にプライスダウンさせた。iPod Touch 8GBと同じ$399になってしまったのである! Wi-Fi Music Storeにはソフトウエアアップグレードで対応する。「同じ価格なら、iPhoneにするよな?」という誘導でもさせたいのだろうか。
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