TAROSITE.NET: BLOGGING

Voice Type - Samsunが音声認識ケータイ


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.04.21 01:25

 サムソンが音声認識によってメールアドレスやメッセージの入力を行うことが出来るケータイをリリースしたそうだ。VoiceSignal TechnologiesのVoiceModeという音声認識技術を採用し、ケータイで喋りかけるとテキストとして入力をしてくれるというモノだ。

・CNET Japan: サムスンから音声認識する携帯電話登場  - 韓国のSamsungは、音声をテキストに変換する携帯電話2機種を開発し、このうちの1機種を発表した。この携帯電話では、ユーザーは文字を打ち込む代わりにメールアドレスやメッセージの内容をしゃべるだけでよく、残りは電話機側が処理してくれる。

 日本のケータイメールをよく使う人にとっては、テンキーからの文字入力に面倒さを感じていることは確かだけれど、それがストレスか、と言われるとそうでもない。「ありがとう」と打ちたければ「1992*44444111」と打てば確実に出てくるし、最近なら予測変換のお陰で「1」もしくは「19」くらい入力すれば「ありがとう」という候補を選択できる。他の方法はないのだろうか。

 例えばポケベル入力の方が圧倒的に早い。「ありがとう」を「119221044513」と入力する。これは普通の入力モードの「1992*44444111」よりも1回少ない打鍵数だが、子音→母音という入力規則があるために指の動きが機械的になって、結果的に早くなる。両手を使えばタッチタイピングだって出来るけれど、数字の組み合わせを覚えなければならないので、あまり流行っていない。

 スピードが求められるが組み合わせを覚えるのが面倒、と言う理由でポケベル入力が流行らない国である。文字入力については保守的とも言える日本の環境は、電車などの移動中にメールを打つと言うことが多いから、ケータイに喋って入力する、というのがスタンダードになるとはとうてい思えない。

 しかし電車内でのケータイ利用というヒントが与えられたとき、音声認識技術はムービーメールと組み合わせることによって、意外な威力を発揮するかもしれない。もしもユーザーがムービーメールを受け取った際、電車内ではムービーを再生できないので、無音で映像を見ることになる。

 ケータイで採用されている3GPPや3GPP2では字幕機能があり、ケータイ本体だけでも映像に字幕を付けてテロップのように流すことだって出来る。しかしそんな機能があるとはなかなか知らないし、ムービーを録画してわざわざ編集してから送るのも面倒だ。だったら音声認識をしてくれて、勝手にムービーに字幕テロップを付けてくれたら良いんじゃないか。そうすれば音声が再生できないところでも、喋ってる内容がキチンと理解できることになる。どうでしょうか。

 とまあ、そんなソリューションも交えつつ紹介したが、振って操作するケータイに続いて音声で入力するケータイと、Samsunは入力インターフェイスについての取り組みがよく製品に表れてきてますね。


Twitter Update
    Trackback
    • URL:
      http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/1899