TAROSITE.NET: BLOGGING
W-CDMAは細胞に影響を与えない
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.04.27 13:44
ケータイの電波の人体への影響が取り沙汰されているが、これに関して総務省も「脳腫瘍などとの因果関係がない」と発表したり、各キャリアも同じようなアピールを続けている。この実験も、ケータイが安全であるというアピールの一環。
・ITmedia: 電波は生態に悪影響なし--携帯4キャリア - 実験では電波強度を、携帯基地局電波の防護指針値と同レベルから、10倍に相当する強さまで変えた。しかしいずれの場合も細胞に悪影響が確認されなかった。具体的には、ドコモが設計、開発した電波照射システムに細胞培養装置を取り付けて、W-CDMAの電波を照射した。このとき、電波を照射した培養皿の細胞と照射しなかった培養皿の細胞との間で、細胞増殖率、遺伝子の働き、DNA鎖切断などであまり差がなかった。
今回は細胞単位での影響をチェックして、その中間結果として、電波の照射による影響に「あまり差がなかった」としている。この「あまり差がなかった」という表現はなんだか嫌な感じですね。中間発表だから具体的な数字は出さないと言うことかもしれないけれど、実験をやっていて数字が出てこないというのはやっぱり嫌な感じだ。
ケータイ電波の人体への影響に関する議論について、僕は日本のキャリアは失敗していると思っている。「ペースメーカーへの影響から禁止」という文言から「他のお客様への迷惑になるから禁止」といつの間にかすり替えている。安心して使ってもらうための取り組みとして、同じ失敗をしないで欲しいと思う。
Twitter Update
Related Article
Trackback
- URL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/1917