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Clever Subject - ケータイメールの賢明な件名


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.08.23 10:29

 「メールが魔性だ」と男友達から言われて、それはどうなんだとやや思い悩む昨今なのだが、それはそれとして、ケータイメールの件名について最近2通りの使い分けが身の回りで行われているな、と思ってメモしておこうと思う。もっとたくさんあると思うのでフォローは是非お願いします。

 さて今日のご紹介は、「“Re:”ナンバーで楽しむ」「件名で会話する」の2つ。前者はネットも含めたメールユーザーが理解しうる感覚だと思うけれど、後者はちょっと特殊な事情がありそうだ。


旧メールユーザー? もしくはBecky!ユーザー?

 特にBecky!ユーザーには分かるかもしれないが、返信が連なっていくと「Re[13]:」みたいな形で、Replyがいくつ目になるのか、という連番が振られていくじゃないですか。個人間のメールじゃなくても、連番機能あるメーリングリストなら同じようにメールを書けば書くほど数字が増えていく。なんだかそうやって数字が増えていくのって、ちょっとうれしくなってきませんか?

 僕の手元にあるN900i・P900iには、ケータイメールにもこの連番機能が搭載されていて、返信する時にサブジェクトを見て、すでに「Re:」の文字列がついていると、「Re2:」としてくれる。「Re2:」となっていたら「Re3:」としてくれる。どうやら「Re99:」まで割り振られていくようだ。後で出てくる方法で確かめてみた。

 何でこんな機能が搭載されるか、というのを考えてみると、2つくらいあると思う。一つは、i-modeのメールのサブジェクトの文字数制限が半角30文字までで、返信を連ねていって「Re:Re:Re:Re:」となると、元々の件名が何だったか分からなくなってしまう。数字にまとめておけばそれ以上Reが伸びないので良いだろう、ということだ。

 もう一つはパケット代。少しでも節約しようと考えると、Re:がどんどん追加されてしまうのはパケット代の無駄になってしまう。わざわざ余計についてしまったRe:を消して返信する人もいるくらいで、それなら数字にまとめてしまおう、ということも考えられる。

 P900iを使い始めたときに僕と友人(P900i)の間で連番機能に気づき、どこまで振られていくのかやってみようと言うことになった。別にそのためだけにメールするというわけではさすがにないけれど、とりあえず1つ作ったメール(スレッド)に返信を連ねていく形でやりとりを始めた。

 今の状態はというと、「Re22:Re99:Re99:Re99:Re99:Re99:」になっている。結局元の件名はどこかへ行ってしまって、全部がReで埋まってるのだ。現状でとりあえず30文字の限界に近い状態になっているので、さらにReの桁が増えたらどうなるのだろう。たぶん一番後ろの「Re99:」が先送りされて消えていくのだろうとは思うけれど。

 正常にやりとりしているならば、手元に残るのは「Re2:」→「Re4:」→「Re6:」と偶数で始まれば偶数で残っていくことになる。ところが例えば待ち合わせをするとき、自分からこまめに状況を伝えたりするために相手の返信なしにメールを送ったりする場合は相手に「Re:7」のメールが何通も届くことになる。

 それじゃ不便かもしれないなんて思って、自分で「Re8:」「Re9:」とメールの数字を変えてみたりする。それでも相手が返事をするときには、増やした数字からまた+1されて返ってくるから、この連番システムも単純なモノだ。

 この仕組み、PとN以外の端末とのやりとりではあまり威力を発揮しない。「RE:Re2:RE:Re2:」みたいになってしまう。P900i / N900i側では「Re」でも「RE」でも連番にまとめるようになっているみたいだが、相手の端末が連番機能に対応していないと、結局数字が増えず、新たにReないしはREがついてしまうので。


件名と本文で別々の会話

 パケット代節約のために件名についたReを消す人がいる、と書いたけれど、そこが発端になっているかもしれないメールの件名の付け方がある。僕に限らず多くの人にとってメールの件名といえば、メールの本文の内容を簡単に表すタイトル、という位置づけで使ってきたと思うんだけれど、ケータイの世界では全く違う使い方がなされている。

 まず一つ目は、メール本文のリードとして使う場合。件名「今日は」本文「よろしくお願いします」だとか、件名「例えばさ」本文「明日の午後は?」といった形で、多くの場合“割台詞”みたいになるんだけれど、メール本文の一言目を件名に持ってくる、という使い方をしている人がよくいる。

 Re:で埋まってしまって無駄なパケットを使うならば、消して一工夫しようということなのかもしれないけれど、ケータイメールみたいに全体が短い文章だったり、ケータイメールの画面遷移だったり、最近のケータイに多いメール着信とともにサブ液晶に差出人と件名が表示される昨日だったりを考えると、リードを件名に入れてしまう、という使い方は理にかなっているように思える。

 そして、これは驚いてしまったんだけれど、ケータイメールの件名と本文で別々の会話スレッドが成り立っているコミュニケーションを見かけたのだ。件名では「11時にハチ公前で」と打っているんだけれど本文では「昨日新しいケータイストラップ買ったんだけど…」と脈絡ない内容がつづられる。

 当然相手も件名には「了解!やや遅れかも」、本文には「ケータイストラップみたいみたい」というように、別々のスレッドを継続している。サブジェクトは半角で30文字、絵文字や全角で15文字と短いので、ケータイメールにポケベルのようなショートメッセージが添付されているような感覚? あんまりがんばって頭で理解しない方が良いのかもしれないけれど、ちょっとやってみたいですよね。

 他にどんな使い方があるか、またアンテナを張っていたいと思う。


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