TAROSITE.NET: COLUMN
原稿料2ヶ月466円? 〜blogに対するポジティブな考察
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.03.13 00:42
3月3日にcottonとメッセンジャでチャットをした。彼のステイタスが「原稿料1本3円」となっていた事から端を発した。どういう意味か訪ねると、これまでblogに100エントリーをしてきて、Amazonのアフィリエイト、紹介料が約300円だったというのだ。つまり、1エントリーあたり3円だった、ということになる。
僕も2ヶ月で466円。どなたかに支えられているという事だ。本当に、cotton、松村共々、この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。調子に乗って、blogにモノを書く時に、こんなスーパー・ポジティブな考え方も出来るかも知れない、という話。週末の読み物として。
さて僕の場合、2ヶ月で466円ということは12ヶ月で2796円(重ねて、ありがとうございます)。ロリポップ+ムームードメインのレンタルサーバの1年間の代金(3,770円)は、あと1000円足せばまかなえる計算になる。とはいえ、blogを書く費用がまかなえるだけで、金銭面ではない別のベネフィットを見いだせなければ、書く労力に対しての説明がつかないかもしれない。
本筋の話とはそれるけれど、blogを書くベネフィットについて。とにかく書きたい、はき出したいと言う吐露欲求が満たされるかもしれない。僕自身、ウェブ日記をスタートした1997年頃(既にタイトルは平仮名で「たろさいと」でした)は、吐露欲求で書いていました。今となっては懐かしい過去ではありますが。
それたついでにもう少し。1997年から2000年頃までは割と吐露系がまかり通るアクセス数だった。だいたいユニークアクセスで15から、多くて20くらい。それがSFCのウェブ日記更新チェックのアンテナ、SFC Antennaで更新が引っかかるようになってから、50に増えた時、100に増えた時、150に増えた時の3回、それぞれ人間関係的な問題が発生した。
日常の実際の話を元にした吐露的な情報を出している僕は、いくらぼやかして書いたとしても、他のウェブ日記による情報の裏付けや連鎖によって、圧倒的に立場が不利になるのだ。まあウェブ日記のせいで立場が悪くなる訳じゃないんだけれど、情報を出している事で不利になる場面が多々あった。ものすごくリスキー。もはや吐露も、書けなくなるんです。
というところで、話を戻して。もうちょっと、研究題材としている対象として、おあつらえ向けの言い方をすれば、自分のためのいつでも参照可能なデータベースを作るという言い方が出来る。nobuサンは露悪趣味とも言うけれど。まあ人それぞれ、何らかの目的を持っていれば続くわけで、目的が見えなくなればやめていくのかも知れない。まあそれはそれとして。
自分のためのデータベースという部分から、少しポジティブなとらえ方をしてみようか。少しというかもはやスーパー・ポジティブな切り口なんだけれど、例えば自分の知識や経験を、インターネット上のblogという普通預金に預けると考える。普通預金である意味は、いつでも知識の入金(書き込み)・出金(参照)が可能だからだ。
そしてここでは、特に読んだ本から得た知識や思考、あるいは音楽を聴いた時の感動による経験などを入金すると考えると、イメージがつかみやすいと思う。そしてAmazonのアフィリエイトと絡みやすい。
そうやって知識や経験をblogという普通預金口座に入金していくと、先ほどの紹介料である466円が2ヶ月で“利息”としてついてくると考えてみる。現在、Citibankの円普通預金の利息は0.001%。だとすると、元本は279万6000円ということになる(正確には、利息の受取額は税金が引かれた後の金額なので、元本の計算はもうちょっと増えることになる)。
つまり2ヶ月にエントリーしてきた100〜200のエントリーの評価額が、279万6000円だと考えてみてはどうだろう。文章を書くお仕事をしているわけではないので、この279万6000円が原稿料として全額丸々受け取れるだとか、そういう事ではない。
もしblogを書く意義やコスト的な面で疑問を持たれている方がいらしたら、例えばアフィリエイトの金額とエントリーを照らし合わせると、自分のblogに対してこんな評価を下す事が出来るんじゃないか、という見方の提供でした。
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