TAROSITE.NET: COLUMN

¥500 Off per month - DoCoMoのテレビ電話利用促進策


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.08.30 19:44

 DoCoMoがFOMAのテレビ電話の利用促進策として、既存ユーザーは10月・11月分で、新規ユーザーは10月1日から2005年3月31日までに契約するとその後2ヶ月間、テレビ電話の発信が月々500円まで無料で出来るようになる。自分からテレビ電話発信をするのは20%だそうで、僕のまわりからすると「意外と高い数字だな」とも思うんだけれども、もっと使われるべき、とのことで行われるキャンペーン。

 僕が思うにテレビ電話は、これまでの電話での通話についての概念やら脳内の処理的な物を覆しているんじゃないかと。なのでお金が高いから使わない、無料だから使う、という問題でもないと思う。今までの電話の概念がある人にとってみると、体験すればしたで「逆に、これはいらない」となることもあるのではないかと思う。

・ITmediaモバイル: ドコモ、FOMAのテレビ電話の無料キャンペーン


 テレビ電話で良かった、という体験もしている。

 先日両親が、山梨で暮らしている20年くらい前にお世話になっていた方を訪ねた。20年前と言うことはもちろん僕も生まれていてかわいがって頂いたそうだ。そのとき僕は都内にいたが、顔を見たがっていたのでテレビ電話で親と繋いだ。僕にとってはほぼ始めてみる顔ながら、その方は懐かしそうに20年も大きくなった僕をケータイの液晶の中で見て喜んでいた。

 電話をするとき、相手の顔を思い浮かべますよね。無意識のうちに、ヴァーチャルに視覚野を使っているのかどうなのか分からないけれど、会話の内容やトーン、その人との関係性によって、相手の良い印象の顔だったり悪い印象の顔だったりを浮かべていると思う。

 「電話をする」という行動を取るときに自動的にそのヴァーチャルな視覚野(?)が呼び出される仕組みが人間の脳の中にあるとすれば、テレビ電話でリアルな相手の映像が与えられると、ヴァーチャルとリアルで相手がだぶって投影されてしまって、いまいち気持ちが悪い感覚を覚えるんじゃないか、と言うのが経験上の僕の仮説だ。本当のことは分からないけれど、ヴァーチャルな映像はテレビ電話のやや粗いリアルな映像を助けるどころか邪魔してしまっている思われる。

 ところが20年も会っていないと、相手の中では4歳の僕を浮かべても声と一致しないし、どうなっているかなんて想像もつかない。写真でもない限りヴァーチャルな想像など不可能に等しいし、写真があったとしても実際に動いている様子まではわからない。そうなってくるとテレビ電話の出る幕なのかな、と思えてくる。

 しかし1年半以上テレビ電話端末を使っていて、割とテレビ電話をかけてみようとつとめているつもりだが、「これは!」という有効な例は20年ぶりの再会くらいだったような気がする。もっと事例が欲しいところですね。なにか、これは!と思ったことってありますか?テレビ電話で。


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