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9M Users - FOMAへの移行
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.01.22 04:29
FOMAが900万契約を突破したと発表があった。第3世代ケータイとしては日本ではauに先を越された普及ののびだった。800万契約を突破した2004年12月17日から900万契約に届いた2005年1月20日までは1ヶ月ちょっとで、年末にケータイを買い換えた人が多かったのかな、と思わされる。FOMA 901iシリーズが出始めるので1000万契約に乗っかってくるのも時間の問題と言うところだろう。
・CNET Japan: FOMA契約数が900万台を突破 - 同社では近い将来に1000万台契約を超えると見込んでおり、「FOMA1,000万契約突破キャンペーン」を実施する。キャンペーン内容は、クイズへの応募や、movaからFOMAへ契約変更したユーザーを対象にした賞品抽選のほか、「みんなのGOLFi」の全国大会などの、FOMA900i、901iのユーザーへ向けたiモード期間限定コンテンツなどを予定している。このキャンペーンは2005年2月15日から4月30日まで行われ、商品内容や抽選結果などの詳細はNTTドコモのウェブサイト等での発表される予定。
と、キャンペーンも行われるようだ。
DoCoMoの中で比較すると、依然として端末のラインアップはPDC方式のmovaの方が充実していると思う。カメラを持たない軽量デザイン端末であるpreminiやprosolid、カメラは付いているが必要最小限の機能とサイズを実現している25xシリーズ、大画面・高画質とFeliCaなどの機能を盛り込んだハイエンドで(DoCoMoの中では)エッジが効いているデザインにパッケージしている50xシリーズ。今後これ以上の発展はないとはいえ、長年整えてきた製品ラインが「充実」の2文字が印象として浮かぶ。
一方のFOMA端末は90xシリーズしかなく、総じて重たく、大きく、電池が持たないといった、ケータイのモノとしてのデザインはむしろ何世代かさかのぼったような感覚すら覚える。それでも端末価格も高いFOMAへの移行に弾みがつき始めた理由はいったい何だろうか。通話の品質、パケット通信のスピード、パケット料金、画像や動画添付メールの仕様、テレビ電話、海外でのシームレスな利用…。サービス内容を見てしまうと、どうもマニアックな違いの域を超えないような気がする。
端末や通信サービスの仕様と言った部分ではあまりパッとした理由が見あたらない。となると大容量ゲームや着うたへの対応などの消費するコンテンツ面か、「第3世代」というイメージになるのだろうか。イマイチ柔軟な活用が出来ていないように思えるコマーシャルやメディア活用といったマーケティングをカバーすべく行っている、販売促進の努力というのも見え隠れしているけれども。
そういえばTBSの日曜日21時のドラマ枠は、前のクール『夫婦。』が田村正和・加藤あい、今クール『Mの悲劇』が長谷川京子と、DoCoMoのCMのイメージを持っている俳優がでていて、当然のようにスポンサーもDoCoMo。ドラマの中でもケータイが割とわざとらしくストーリーに織り込まれてきている。
『夫婦。』では田村さんがmovaのSony Ericsson端末を使っていた印象ばかり残っていたけれど、『Mの悲劇』ではばっちりとFOMA P900iがフィーチャーされていた。まだ初回だけしか見ていないから何とも言えないけれど、ケータイの使い方としては至って普通でシンプル。通話が主体になっていた。
ちなみに落としたケータイを拾った長谷川京子扮するmisa、そのケータイの電話帳に入っている何人かに電話をかけて持ち主の稲垣吾郎扮する衛の人柄や勤め先の会社を探っていた。DoCoMoの場合、赤外線通信で自分の番号とアドレスを相手のケータイに送るため、「メニュー」+「0」で表示される自局番号表示に名前とメールアドレスが登録されている事が多い。
持ち主の名前が分かった上で探りを入れるんだから効率が良さそうだけど、家の番号くらい「家」だとか「自宅」といった登録名で入っていそうなものだ。そこにかけたらドラマの話が進まないのでまあこれ以上邪推するのはやめておこうと思う。
ドラマの中でこの後、テレビ電話やデコメールといったリッチな使い方がドラマの中で出てくるのかどうか、ちょっと注目していたいと思う。けれども『夫婦。』や『Mの悲劇』でテレビ電話が使われたりすると、話の流れからも、我々の日常での自然さの上でも、やっぱり違和感を感じざるを得ないと思う。事実、多くの人が日常的に使っていないのだから。
次のクールでは901iCが使われて、出てくる俳優は当然のようにFeliCaやテレビ電話を活用しまくるようになるかもしれない。と言うよりはむしろ、コマーシャルの中のみにシチュエーションコメディではなく、ドラマでキチンと利用シーンを提示するくらいのタイアップはしてみても良いんじゃないか、とすら思う。
FeliCaやテレビ電話といった新しいケータイコミュニケーションがストーリーを進行させる仕掛け。うーん。ちょっと考えてみても、どうしてもわざとらしくなりそうだ。ストーリーとキャスト次第という感じだけど。