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FeliCaケータイ450万台 - 4年後は7倍
by TARO MATSUMURA - 2005.02.03 02:44
矢野経済研究所のFeliCaケータイに関する市場予測が出てきた。2005年3月までに450万台に達するそうだ。今現在DoCoMoからしかFeliCaケータイがリリースされていないので、DoCoMo全体の1%弱が「おさいふケータイ化」されたということになる。
・ITmediaモバイル: FeliCa端末は2004年度で450万台、4年後は7倍に - れによると、モバイルFeliCaの国内市場規模は、2004年度(2004年4月〜2005年3月)で450万台の見込みだ。2005年度には前年度比373.3%となる1680万台、2008年度には3200万台になると予測している。今後の有望アプリケーションとしては、「おサイフケータイ」に代表されるような決済アプリケーション、ポイントカードなどの会員証アプリケーション、「Suica」などの交通系アプリケーションの3種類がメインになるだろうと、同社は分析する。
伸びるきっかけとしては上に挙がっている「交通系アプリケーション」がどの段階で実現されるか。901iSでは全機種がFeliCa対応になるそうなので、マーケティング的には901iSリリース時に交通系が対応するとなかなか「きれいなストーリー」と言うわけだ。
決済・会員証・交通という現実的なアプリケーションの普及がまず求められるFeliCaだが、僕は決して別々にこれらのアプリケーションが普及していくわけではない思う。1つの端末やカードでこれら複数のアプリケーションがこなせるようになったときに、お金や会員証のそれぞれ他のアプリケーションへの乗り入れが出来るようになるという連携も考えられる。
これはケータイに内蔵されているFeliCaに限ったことではなく、既に出ているクレジットカード+Edy、クレジットカード+Suica、キャッシュカード+Suicaといった複合カードの存在もまた、機能が融合しているメリットを持たせることが出来る。依然としてカードなので財布の中に入る存在であるため、カードの枚数を減らすことが出来る物理的なメリットがわかりやすいが、今まで持っていなかったFeliCaを持つようになるという普及作戦にも役立つ。
こういったカードがケータイに勝てる要素は端末自身が通信機能を持つことによるメリットを生せるかどうか。FeliCaケータイはケータイユーザーには興味を「対応機種ではないが利用したい人 55.2%」(ITmedia Survey)という結果がある位で、ユーザーの注目度は半数以上になっている。その一方で対応端末を買えば使いやすいかと言われれば決してそうでもない。現在出ているFeliCaケータイ始めからEdyのi-appliが登録されているが、そのi-appliから登録作業をしなければEdyを入金して使い始めることは出来ない。ちょこっとの設定だけなんですけどね。
そのちょこっとの設定がまた、乗り越えるのに大変な壁だ。既に入っているEdyでも引っかかりそうなのに、現在プリセットもされていないSuicaの導入時にはサポートに相当苦労しそう。DoCoMoもそのあたりのサポート体制を解決できるソリューションを出さなければ、一番期待されるアプリケーションの1つである交通系について、JR東日本が安心してGoサインを出すことが出来ないんじゃないかと思ってしまう。
それにしても4年後は7倍という予測が当たるか外れるかはともかくとして、3200万台って中途半端な数字にも見えてくるんだけれど。
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