TAROSITE.NET: COLUMN

Flash Mobs・2chオフ・大江戸打ち水大作戦の点と線


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2003.08.25 13:05

 全然ちゃんと考えていないんだけれど、江坂サンの大江戸打ち水大作戦のエントリーをきっかけに、昨今のFlash Mobs、2chオフ、やボランタリーなイベントの繋がりを考えはじめた。何か出そうでしょ?

・Esaka Takeru's Memo: 大江戸打ち水大作戦
これで何か解決できる、とかも大きなことを期待しているわけじゃありませんが、あまりシリアスにならず、冗談半分で、参加したい気分。それで、何か起きるなら、それも楽しい。以前、いっせいにジャンプして、地震起こす、というようなのも、イギリスであったような。

とりあえず思いついたことを書いておきます。

Flash Mobsって…

 要するに日本人や日本社会は、ボランタリーな集団活動に慣れているんじゃないか、と思ったわけだ。良いか悪いか分からないんだけれど。そう言う観点で考えると、民主主義社会としてはあまり評価がよろしくない日本の社会も、尺度を変えてSmart Mobs的な軸で考えれば次元を超えて、イっちゃってるほど進んでいるんじゃないか、と見えてきた。

 Flash Mobを見ていると、どうしても「アレは楽しいのかな?」と思ってしまうのだ。「非日常性が楽しいんじゃないか」という話を外国人の方から受けた。確かに見ず知らずの人たちがあれだけ集まってソファを褒めちぎったりするのも状況として面白い。だけど何も残らないもまた面白さになっているようだ。僕はやっぱり、それじゃつまらないと思ってしまうのだ。


日本のオフ会

 僕も経験があるが、インターネットの掲示板やメーリングリスト上で、ハンドルネームだけでやりとりしている間柄の人たちが、オフライン・ミーティング(オフ会・オフミ)として集まったり、2chのようにオフ会に自然と運営の組織が形成されてきて人が集まるということが、日本ではよく行われている。

 イギリスにいる友人に聞くと、「本名を知らない(明かしていない)人に会うなんて、怖くて絶対に出来ない、連れ去られるよ。」と言われたが、やはりそこに何らかの信頼というか、信じられる、信じてしまえる感覚がないと、なかなか出来ないのかもしれない。初めはものすごく抵抗感があったとしても一度大丈夫だと分かれば、OKかNGかの判断基準が出来てくるような気がする。

 そういう集まり方は割と昔からやってきていることだし、昔からそこに意味を持たせるようなってきていると思う。これに比べると、Flash Mobは、面識のないネットユーザーの間でも“会えてしまうこと”、“集まれてしまうこと”に驚き、そこを楽しんでいる段階なのではないか、と見えてしまう。


それぞれの報道

 Flash Mobと、2chオフなどの報道についても注目すべきところだ。先週もらったnobuサンからのメールでも以下のように指摘されている。

海外で行われていると300人程度でニュースで、 国内だと無視(2chつーのが問題かもしれないけど) というのがこの国(日本の)マスメディアのあり方をよく表している 皮肉ですね。

僕は日本で
既存メディアが全くフォローしてない、無視をしていることには
理由がいろいろあると考えています。

日本でこのようなオフラインミーティングがニュースに上るのは、何らかの華材が絡んだときで、あまりポジティブに取り上げられている印象は持っていない。

 その点では大江戸打ち水大作戦も、もっと流行ってもいいと思うんだけど、今のところ毎日新聞のサイトにバナーが出ているのと、TOKYO FMで少し紹介されたくらいだった。この報道のされ方の点は、人々の受け入れ方や印象にダイレクトに繋がる可能性があるので、調べておきたいところだ。


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    • 100万人の打ち水で東京の温度は下がったのか?
      2003年8月25日 15:29 From METAMiX! maskin's blog - 25日正午にみんなで一斉に打ち水をして東京の気温を2度下げるという企画「大江戸打ち水大作戦」が決行された。100万人参加が目標とのことだが、結果は?...