COLUMN

Macromedia Studio 8 Celeb Festa - タナカミノルさん

by TARO MATSUMURA - 2005.10.14 21:44

Macromedia Celeb Festa 2 Tokyo Art Beat 1st Anniversary Partyでnobiさんに紹介して頂いたMacromediaの太田さんにお誘いを受けて、六本木ヒルズのイベントスペースで開催されているStudio 8 セレブフェスタの、タナカミノルさんのトークセッション「こんどのFlash Videoはすんごいの」を聴いてきた。確かにすごかった。

・Macromedia: Studio 8 セレブフェスタ
 http://www.macromedia.com/jp/software/studio/festa/

・EIGHT THE PROJECT
 http://eight8.jp/

・Flickr: Macromedia Celeb Festa 2
 http://www.flickr.com/photos/taromatsumura/52387788/in/photostream


 何がスゴイって、ビデオの扱いが強化されている点なんだけれども、その強化のされ方が結構夢のようだ。まずムービーにアルファチャネルを設定することが出来る。つまりFlashに貼り付けるビデオを「抜く」事が出来るのだ。そしてリアルタイムエフェクト。確かヒサマツくんも言っていたけれど、例えば肌色検出をするだとか、黒いモノを追いかけると言ったリアルタイムセンシングと、それに対応するエフェクトをかけていくことが出来るようになっている。結構ビデオカードの性能も要求されるかもしれないけれど。

 タナカミノルさんは2000年からFlashの広告やゲーム制作をしていて、現在は主にFlashを用いた広告を手がけられているクリエイター。今回のMacromedia Studio 8の特集『EIGHT THE PROJECT』で、Person In Presentationのコンテンツ制作の現場の話はとても面白かったが、ここまでリッチなコンテンツをパッと作れてしまうイメージだったので、ちょっとこれはやってみようかな、と思わせる良いプレゼンテーションだった。

 タナカミノルさんは最後にウェブカムを取り出してきて、Flash 8で強化されたリアルタイムの色検出やアルファ合成などをデモしていたのだが、彼はFlashがインターフェイス化するという展望を語ってくれた。マイノリティリポートみたいなインターフェイスの世界をFlashで実現できる状態にもはやなっているのである、プログラム次第では。ウェブカムをジェスチャー入力装置として手軽に使うという新たな局面にすぐなるだろうと思います。

 さてFlash 8の性能をここまで見せられてしまうと、Flickrみたいなサービスのビデオ版のイメージが色鮮やかに浮かんでくる。iPodのビデオ対応の話でも少し触れたけれど、コンシューマーがホームビデオをサーバにアップロードすると、Flashのインターフェイスで自由にエフェクトをかけたり、文字を載せたり、アフレコをしたりして、それをまたプレイリストとして保存してblogに貼り付ける、なんていうリッチなコンシューマー・ジェネレイテッド・メディア(CGM)のサービスを実現することが出来そうじゃないですか。


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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