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Sharp & Sanyo - ケータイ出荷台数と人気メーカー
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.10.21 14:30
2004年4月から9月のケータイ出荷台数が2110万台という結果が出ている。第3世代ケータイへの移行着々と進んでいる様子がよくわかる。
・CNET Japan: 4-9月の携帯電話出荷台数は2110万台、シャープと三洋が好調 サービス方式別による加入者数は、CDMA2000 1XやFOMAをはじめとした第3世代(3G)携帯電話市場が確実に成長を遂げている。2003年度には全体の29.8%しかなかった需要が2004年度末には48.9%に、2005年度末には73.9%まで拡大すると予想されている。その一方で、第2世代(2G)携帯電話市場は規模の縮小化が進んでおり、PDCおよびcdmaOneの合計加入者数は2004年9月末の時点で6123万人と、2004年3月末の6483万人から360万人減少した。今後の予測でも2005年度末に4050万人、2006年度末には2450万人となり、2G携帯市場から3G携帯市場へのユーザー移行は急速に進むと見られている。
これを速いスピードと見るか、遅いと見るかはわからないが、もうそろそろ転向点を迎えることになるのではないか。3Gサービスを提供しているキャリアが、どんな付加価値をつけていくことができるのか。もうひとひねりする必要があると思っている。
この記事の中でメーカー別出荷台数の1位は依然としてNEC、2位Panasonicとなっているが、上位2社はNECが33.4%、Panasonicも13.3%、それぞれ前年同期よりも減少していて、1位と2位の差が詰まっている。そして3位シャープ、4位サンヨーが肉薄してきているそうだ。
端末に対する、僕の印象ベースの話をしようとおもう。
NECもPanasonicも、DoCoMoでの端末供給がとても目立つ。NECはVodafoneでテレビチューナー付きの端末を提供しているのも記憶に残っているが、日本国内で他のキャリアにPanasonicが端末を出している印象がない。海外ではGSMの小さくてかわいい端末を出しているのをアメリカのモールで見つけたことはあるけれど。
シャープはJ-PHONE時代に写メールでブレイクして以来、Vodafoneを引っ張る端末を作り続けてきたし、今もそれは続いている。僕もシャープの端末を触ったことがあるけれど、とにかくスタンダードですぐにわかる、使いやすいという印象を覚えるのだ。
NECやPanasonicに固定客が付きやすいというけれど、あれは多少癖のある操作感で“操ってる感”を覚えるからハマるのではないか、なんて思ったりしているんだけど、逆に一部の人には「使いにくい」という印象を与えているかもしれない。
一方シャープはそういう障壁には良く対策しているような気がしていて、指がPのケータイになれていたとしても、ちゃんと使いこなすことができたりする。門戸を広く開いているというべきか。SH251iからムーバとしてDoCoMoに参入したのかな、入った瞬間から(DoCoMo初のカメラ付きを出した、と言うこともあって)、DoCoMoユーザーのうち、あまりこだわりない層の心をつかんでいったんじゃないか。その結果がシェア3位なんだろう。
ではサンヨーは? また違ったシェアののばし方が考えられると思う。直接的に影響が効いているかどうかはわからないけれど、ものすごく極端なケータイを作っている印象が強い。例えばINFOBARやtalbyといったau design projectのケータイを作ったり、WIN端末であるW22SAではFMラジオ、定額制、2メガピクセルカメラ、回転液晶、Flash Liteなど、ほぼ「全部盛り」のケータイを作ってみたり。
デザインにしても重量級端末にしても、今まで存在していたケータイの枠というモノを、それぞれのベクトルでちょっとずつ超えるような作り方をしているのだろうか。ちょっとの工夫で達成できる努力を惜しんでいないと言う点で、何となく好感が持てるじゃないですか。果たしてサンヨーのケータイを買っている人がそういう点を意識しているかどうかはわからないけれど。
ここまで印象の話を書いてきたけれど、僕はもう1つの視点として、端末のリリースのタイミング・間隔が関係しているのではないか、と思う。「ケータイは買って1カ月はおもちゃだが、それ以降は日常になる」という話はよく聴かれる、PanasonicのFOMA P900iなどのカスタムジャケットは、ケータイに対する愛着への延命措置として上手く機能していると思う(といっても、延命措置なんだけれども)。
全員が全員、リリースされるごとに端末を買い換えるほどケータイにお金をかけるとは思わないけれど、やはり新しい端末というのは買い換える動機を十分に掘り起こすことができるし、買い換えようと思っている一定量の人へのアピールとしても有効に働くんじゃないか。
この辺、色々調べて掘り下げたいですね。
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