TAROSITE.NET: COLUMN | TOKYOTODAY

Sony Media World


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.12.26 23:55

 Sonyにお勤めの研究室の先輩、ハマダさんからお誘いを受けて、品川にあるSony Media Worldを見学してきた。Sonyの映像技術やパーソナル製品の展示が行われている。最新鋭のデジタル投影システムから人型ロボットQURIOなどの珍しい製品、普段滅多に触ることが出来ないスタジアムやテレビ局で使われている業務用のカメラなどを間近で見たり触ったり出来る貴重な経験でした。ありがとうございます。

 せっかく写真を撮ってきたんですが、普段使っているSDカードがいっぱいになってしまって、信頼性の低いカードに撮影してしまったので、カードエラーでパーに…。SDカードは良いモノを使った方が良いですよ、これはホントに。

 僕が一番興味深かったのは、スタジオセットとハイビジョンカメラのデモンストレーションだ。テレビのスタジオセットが再現してあり、そこにホームランカメラ(白くて四角いカバーが掛かった、スポーツ中継でよく見かけるアレです)やスタジオ用のカメラ、取材用のカメラなどが設置されている。全てハイビジョンカメラだ。結構テレビのスタジオセットは外から見るとこぢんまりとしているんですよね、スタジオ観覧がなければ。

 設置されている業務用のカメラは家庭用のカメラとまるで違う。大きさも違うけれども諸々のスピードや使いやすさが全く違う。ズームのスピードやピント合わせなんかはさすがというものだ。確かに普段使うには大きすぎてとても欲しいとは思わないけれども。ただ僕が注目したのはファインダーの部分だ。現在地上波デジタルやBSデジタルでハイビジョン放送がされていて、対応のテレビは横長ワイドの16:9サイズになっている。しかし地上波のアナログ放送は4:3の出力。これを1つのカメラで撮影するための工夫がこれだ。

20051226 Tv この写真は、僕が愛用しているPanasonic Lumix LX-1で撮影した写真を縮小したモノだ。例の千原太郎ストリーミングの制作発表向けプロモーションスチールで16:9の画角になっている。最近僕が撮影する写真は一眼レフカメラかLumix LX-1なので、3:2か16:9の画角ばかり。テレビと同じサイズの4:3の写真はケータイくらいですね。ちなみにLumix LX-1はレンズのリング部分にスイッチがついていて、16:9・3:2・4:3と画角をワンタッチで切り替えることが出来る。

 スタジオセットにあったハイビジョンカメラのファインダーは16:9の画角になっているが、画面には上のように4:3のサイズを示すラインが入っているのだ。つまりアナログ放送を見ている人には、このラインの外側が見えませんよ、ということになる。サンプルの写真で言えば、地上波デジタルで見ている人からすればトーキョータワーの写真を撮っているカップルまできちんと収まっているが、地上波アナログで見ている人には女性の体半分しか入っていないということになるのだ。

 Lumix LX-1を使い始めて思ったことは、今まで4:3ないし3:2の画角でかっこいいなと思える写真と16:9でしっくりくる写真と、構図の面でかなり違うな、と言う点だ。別にきちんと習ったわけではないけれど、今までの写真で人物屋台勝負とをど真ん中に持ってくるのは結構勇気がいるが、16:9の画角だったらなんだか良い感じに思えるのだ。僕の感覚の問題の話なので人それぞれ感じ方が違うかもしれないけれど、作る側からすると結構感覚が違うなと思った。今までうちのテレビは4:3だったので、見る側の印象は分からないけれど。

 この話はもうちょっと考えてみたいので、また明日と言うことで。


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