COLUMN
Sony VAIO type P - キータッチ次第で超魅力的
by TARO MATSUMURA - 2009.01.08 14:30

不発気味だったMacworld(と言っても僕は結構満足感がある)に次いでスタートした2009 Internatonal CESで、SonyはVAIO P seriesを発表したが、これは非常によさそう、つまりそそられるNetBookになりそうだ。
VAIO Pはソニーが送り出したNetBookだが、「ポケットスタイル」というしっかりとしたキャラクターを持った製品だ。4色のカラーバリエーションに用意されたピンクとグリーンは、女性のパーティーシーンでは当たり前のクラッチバッグを想起させる、というよりはサイジングもそのまんまクラッチだ。最軽量で約588gという重さは、クラッチバッグにケータイとお財布とちょこちょこ小物を入れたのと同じくらいかもしれない。
横長のボディには8インチ1600×768ピクセルという横幅の大きなディスプレイを搭載。これはNetBookの画面解像度の弱さを払拭するし、不自由はなさそうだ。あとはキーボードがどれくらい打ちやすいか、ということ。HP Mini 1000のキーボードはかなり満足がいくできだったのだが、あれぐらいだったら全く持って問題なく、ログパンチにも原稿書きにも対応できるのではないか、と思う。
今、Mac系雑誌で2008年の自腹を振り返る企画をしていて、2008年に買った物で自分にインパクトを与えた製品は何か、と言うことを振り返ってみた。すると、上半期MacBook Air、下半期iPhone 3Gという2つの製品が出てきた。どうもこの2つは競合しそうで競業しない、絶妙なバランスがあるのだが、似ているから良かったのかもしれない。
2008年はあまりゆっくり座って原稿を書く時間がなかった。おかげでMacBook Airはかなり役に立った。MacBook Airも1.4kg弱になってしまうが、しかしMacBook(Kuro)に比べると1kgほど軽く薄いため、かなり持ち運びが楽になった。これで移動時間が仕事時間に変わった。この経験は結構大きいモノだったと思う。
一方のiPhone。実は結構iPhoneから原稿を書いたりもするし、このBlogをiPhoneから更新した記事も混ざっている。だからといってそこまで短いわけでもないし、割と集中して文章をわーっと書き上げることも出来る。QWERTYキーボードのモードにして縦使いにした方が、横長のQWERTYやテンキー入力よりも早く入力できることも分かってきた。
Blogは今年からまたecto 3で書き始めたけれど、iPhoneが安定してきたので、iPhoneではブラウザから長文を書き込んでいる。文字を書いたり情報を処理するツールが、デスクトップアプリ、ウェブアプリのハイブリッドで編集できる環境が出来ていると、NetBookでもスマートフォンでも不便なく普段の作業をこなすことが出来ることを、2008年を通じて体験してきたように思える。
だとすると、キーボードの内心地さえ良ければ、NetBookも大歓迎だし、しかもオシャレなVAIO type Pはさらに魅力的に感じるのだ。
Sony: type P開発者に聞く
「Visual Audio Intelligent Organizer」と再定義され、"持ち主の気持ちを汲み取ることができる"、"「人となり」を表現できる"、"感動をもたらす存在になる"という3つの付加価値と体験を提供することを目指すVAIO。このブランドコンセプトは、モバイルPCの新地平を拓く「type P」において、より明確になってきた。
フルスペックなインターネットを身近にして、生活に彩りを加えるtype Pの開発者たちは、何を考え、何を目指したのか? その言葉に直接触れていただきたい。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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