COLUMN
Stay hungry, stay foolish - 僕がMacが好きな理由は人生にあり
by TARO MATSUMURA - 2005.09.21 13:01
今日、僕がMacを使っている理由が決定的に変わった。僕は黄色いバンドや白いバンドを付けるのと同じように、リンゴマークのコンピュータを使っていく事になる。おそらく、死ぬまで。何で意味が変わったか、そんな強い決意をしたかは、1通のメールがきっかけだった。
実はずいぶん前に何も考えずに読んだことがある文章だったんだけれど、小檜山師匠からのメールでURLが回ってきて、もう一度読み返した文章がある。Appleのスティーブ・ジョブズの卒業祝賀スピーチの内容が翻訳だ。1ヶ月ほど前は「ふ〜ん」と読み流してしまったんだけれども、自分の状況が変わったり、その文章を再び紹介してくれた人が小檜山師匠だったと言うこともあり、また違った読み方をすることになった。
そして違った読み方をしたとき、僕が今日Macを好んで使っている理由が詰め込まれているので、感動してしまった。こんな意味があって、僕がMacを使っているのか、と。ちなみに小檜山師匠は根っからのMacユーザーで、師匠も僕がMacを使い始めた1つの理由。僕がMacを好んでMac使いはじめた1つの理由は、これまでblogにも書いているように、フォントだった。
しかし彼のスピーチを読んで、僕がMacを使っているのはそんな表面上(インターフェイス)だけの理由ではないことが分かった。先月読んでも分からなかったが、今月読んだらよく分かった。
・ジョブズの祝賀スピーチ - もし私がドロップアウト(退学)していなかったら、あのカリグラフィのクラスにはドロップイン(寄り道)していなかった。そして、パソコンには今あるような素晴らしいフォントが搭載されていなかった。
つまり僕が圧倒的に惹かれた理由としてあげているフォントは、彼のドロップアウトとドロップインがなければあり得なかったと言うことだ。これは最初に読んだときにも「おー」と思った部分だ。続き。その後彼は会社をクビになるが、クビにならなければNeXT→現在のMac OS Xもないし、Pixerもなかった。このことを、
未来に先回りして点と点を繋げて見ることはできない、君たちにできるのは過去を振り返って繋げることだけなんだ。だからこそバラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない。自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。
と解説している。
信念と、放り出さないで続けるという執念が必要で、そのエネルギーの根本は自分のやっていることが好きかどうかだ、としている。好きなことを仕事にする。これは正に今僕が向かおうとしている道だったのだ。
小檜山師匠も「仕事を趣味的に、趣味を仕事的に」「10年続ければ一流になってる」と常に耳写して下さる。その師匠から再びこのスピーチ紹介されたことと、自分が今、4年越しの夢であるOffice in Cafeをオープンさせようとしていること。1ヶ月前とは違う状況に置かれて読んだからこそ、なんだか感動してしまった。
今日から、僕がリンゴマークが付いているコンピュータを使っている意味が変わった。僕がMacを使っている理由は、「LIVE STRONG」の黄色いリングや「***」の白いリングと同じ意味だ。生き方や主義に関する、1つの自己主張である。1本100円〜300円のリンクに比べたらずいぶん高いけれどもね。
ちなみに今日の午後、ビービットの若林さんとコーヒーを飲んだんだけれど、若林さんも「このスピーチは面白い」と言っていた。読むたびに反応する箇所が変わるし、人によっても気になる箇所が全く違う。そう言う意味で面白いと言っていました。
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