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Lytroで撮れる写真ってこういうこと?
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.10.20 14:38
話題になっている複数のピントが合った写真を取り出すことができるカメラ、Lytro。いわゆるLight Field Cameraという昆虫の複眼のように、複数のレンズとセンサーを並べて、という古典的な見た目とは全く違う、iPod nanoのサイズが筒型の望遠鏡になったような、そんなスタイリッシュな製品だ。
ピント合わせをせずにシャッターを切れば、見えてる範囲で異なるピントの画像が記録され、本体や専用アプリ、あるいはFlashでウェブサイトに入れることができる形で、クリックしたところにフォーカスが合った写真を表示することができる。
サンプルはこちら。好きなところをクリックしてみて下さい。
で、ワンタッチでできるこの仕組みはすごいなあ、と思うのですが、普通の単焦点で明るいマイクロ一眼でも、写真こそ分かれてしまいますが、同じようなことができます。これをやってみると、一体カメラの中で何が起きているのかが分かるんじゃないか、と思います。
被写体はAtomic Floyd SuperDarts + Remote、iPhone、そして @yahmanです。
つまり、三脚でカメラを固定してマニュアルフォーカスのモードにして、Atomic Floydにピントを合わせて1枚、iPhoneにピントを合わせて1枚、@yahmanにピントを合わせて1枚、シャッターを押した結果がこの3枚。
この作業を1発で済ませ、しかも1つのデータの中に複数のピントが合った写真が残っているような形になっているわけで、空間から人の視点(単焦点・ピントは1点)をそのまま残せると言う意味でも、とても面白いアイディアとデータができあがっていくのだろうな、と思った次第。
しかしこの話、どこかで聞いたことがあると思ったら、小檜山賢二先生のマイクロフォトコラージュによって、昆虫の生のテクスチャを使った超高精細写真の手法に近い。もちろんLytroで昆虫サイズのマクロ撮影は難しいかもしれないが、全部ピントが合った写真が取り出せれば、ピント=位置情報なので3D化したり、ワイヤーを作らなくても動かせたりする。
Lytroがどんな表現の世界を切り開いてくれるのか、楽しみだが、ちょっとマイクロプレゼンスシリーズの写真を見ながら考えてみるのも面白そうだ。
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