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「記録は裏切らない」 - #molebon 第2弾出版記念イベント


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.09.09 23:49

Moleskin Book 2 Party

 名刺交換もそこそこに、お互いのモレスキンを見せ合い、アイディアと知識を交換する ーー

 先日ご紹介した『モレスキン 人生を入れる61の使い方』の出版記念イベントでまず感動したのは、モレスキンが共通言語、あるいは会話の中心にあり、書き方、そこに書かれた情報を交換している風景だった。

 会の後半、堀さんに急に先日書いた「Back to the Blog」の記事に触れて、「どういう心境の変化があったんですか?」と言われて、おそらくモレスキンにも共通するポイントは

 正にストックするためのメディアとしてのBlogというのは今も昔も非常に有効で在り続けていると思う。これはフローやリアルタイムがウリのTwitterとも、友人とのつながりと写真が重要なFacebookとも、そのカバーエリアをキレイに分けている。

という部分だと思う。モレスキンも、情報をストック、記録するメディアとしてデジタルなそれとカバーエリアを分けているのだ。

 「名刺が変わる」という話をした。Castaliaの名刺には、その人の経歴や人となりを140文字程度でまとめて掲載していて、面白い名刺ですね、といわれることがある。景山泰考先生(@yahman)によるデザインだ。しかし普通の名刺は名前とポジションと連絡先を伝えるための紙片だ。もちろんそのデザインも僕は大好きだし、いろいろな物事を伝えてくれるメディアだとも思うんだけど。

 実質的に、FacebookやTwitterでつながるためのクッションになっていることが多いし、名刺に話しかけても返事はない。ただの紙だから当たり前のことだ。

 しかし今日見た光景は、モレスキンがその人のアイディアと情報をきちんと収録し、それを見せ合うことによってその人の経験や性格にふれあうような体験があったし、自分もそのコミュニケーションを体験した。非常にリッチなコンテクストを収録しているのが、この共通フォーマットたるモレスキンだったのだ。佐々木正吾さん(@nokiba
)は、「脳だ」と言った。

 だとすれば、目のあたりしていた光景は、脳みそを放牧させるような感覚と言える。

 自分で読めば、自分の脳みそとの対話だし、他人のモレスキンを見せてもらう事は、他人の脳みそに触れる体験である。いろいろな愛し方があり、紙、ノートという不自由さもあり。しかしこれだけの人が集まって、お互いの脳みそに触れられる、触れてもらえる状態になっている場も、相当珍しいのではないだろうか。

 いしたにまさきさん(@masakiishitani)は「記録は裏切らない、自分の見方。すべて自分のために記録していて、それを見れば自分の過去が分かり、現在が分かり、未来が予測可能になる」とまとめている。「記録は裏切らない」はとても印象的な言葉だ。おそらくモレスキンに書かれた自分のための記録は、自分を裏切ることはない、ということだ。

 立ち戻って『モレスキン 人生を入れる61の使い方』を開いてみると、これはすべて誰かのために書いているのではない。自分のために使っているのだ。脳みそに触れる体験として、もう一度この本を読み返してみると、自分を裏切らないモレスキンノートが、数ヶ月後には手元に数冊あるかもしれない。

 最後に、素晴らしいカルチャーを作り出している著者の3人が、ますますこのモレスキンコミュニティを広げていくことを信じて。

Moleskin Book 2 Party


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