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だめなプレイングマネージャーになるための10の秘訣 by @naohawaii
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.09.20 18:23
サイボウズ主催で本田直之さんによるプレイングマネージャーのワークショップに誘われて参加した。3回シリーズでこの夏開催されていた、今回が最終回。時代背景からプレイングマネージャーの時代になってきたが、その秘訣を逆説的に紹介していたので、まとめのポスト。
これをやったらダメなプレイングマネージャーという10の要素です。
本を読まない
若い人たちはものすごく勉強している。みんな、自分に力をつけないとまずい、と思って本をすごく読んでいる。また、マネージャークラスになって、ある程度仕事ができるようになってきたときに、本を読まなくなってしまうと、仕事のやり方も変化できなくなってしまう。時代は大きな変化の波が来ていて、仕事のやり方もジェネレーションも変わってきている。その変化に追いつく手っ取り早い手段に触れない手はない。プロのスポーツ選手も試合時間以上に練習している。常にトレーニングして自分を進化させる必要がある。
自分と同じことができると期待
俺もできたんだから君もできるよね、と考えること。自分の部下、メンバーでいてくれる現状で言えば、自分と同じレベルではないから自分の部下になっている。「なんでできないんだ」と自分と同じレベルで指示したり、仕事を振ったりしても、うまくいかない。会社経営をして、5年ぐらいたってやっと分かったこと。
がんばれ!
言っちゃいがちではあるが、今は頑張ったからと言ってうまくいく時代ではない。成果が上がるような状況ではない。マネージャーの仕事は、頑張れる『仕組み』を作る、成果が上がる『仕組み』を作ること。例えば営業であれば、経営者やマネージャーは、キーになる顧客を取ってきたり、サービスや商品の手離れをよくする(=お客さんに説明しなくても理解してもらえる)、ブランディングなどで認知度を高める、などの環境を作ってあげることが重要。
いいメンバーがいない
成果が上がらないことを、メンバーのせいにしがちだが、巨人軍じゃないんだから。マネージャーは資源をいかに有効に活用して最大の効果を上げるのが仕事。職務放棄ですよね。
モチベーションを上げる
気持ちは大切なんだけれども。モチベーションはガソリンだと思っている。僕が会社に関わり始めたときには社員のモチベーションが低くてダメだったので、それを高める努力をした。会社の調子が良い時には一定の結果も出るかもしれない。業績が悪くなったときにはこの方法は効かない。また自ら動機付けできるように導いてあげることがマネージャーの仕事。
考え方を変えさせる
これも以前失敗したこと。そいつを変えて良くしてあげよう、ということもだんだんうまくいかなくなってくる。他人を変えるなんて、おこがましいことだし、結論、できない。自分の性格は変えられないのと同じ。しかし自分の考え方を自分で変えることはできる。気付かせてあげることが重要。自分からこうなりたい、ステップアップしたい、と言うことを気付かせるしかない。
ホウレンソウ
フェイス・トゥ・フェイスで過去のことに時間をかけるのはやめよう。システム化しようよ。もっと未来のことに時間をかける必要がある。同じ仕事量に対して、貼り付けている人の人数は減っている。チェックリストなどのシステムを使うことによって、ミーティングの時間をもっと別のことに変換できる。報告がない!と怒る必要がないじゃないですか。こんなことにいちいち力をかけさせず、クリエイティブなことに時間を割いてもらおう。自分もそう。ホウレンソウを受ける事に時間をかける意味がない。
何度も同じことで怒る
同じことで起こると言うことは、ルーティンの仕事が多いと言うこと。これもシステム化したりチェックリストを作っておけば、無駄な時間や労力がなくなる。同じことで怒るというのはマネージャーが怠慢なだけ。
ITスキルは仕事に関係ない
ITはインフラであり、ITのスキルは仕事のためのインフラ。その上に専門スキルが載ってくる時代。昔の仕事のやり方のままで、今の時代に合わないスピードや効率の悪さを引き起こすことになる。ITスキルは常に進化し続けているし、これに関しては常にアップデートし続けていく必要がある。ここに時間投資をしておけば、いろいろなモノに縛られなくなる。現在はノマドリテラシー。
外部要因思考
何かうまくいかなかったときに、外の要因にしてしまうこと。「いやー、部下が草食系で口ばっかりでダメなんだよ」「会社に予算なくてなかなか」とか。じゃあバジェットがあれば本当にできるのか、という話。外部環境ではなく、自分のみの周りの「インフラ」を変えることの方が簡単で、効果的。ITスキルにしても、システムにしても、外部要因を動かすよりも簡単になっている。
本田さんによると、これから世界経済の先行きはさらに悪くなっていくとみていて、日本人の高コスト体質は国際的な競争力の面で心配だ、と指摘する。現に本田さんが出資するベンチャー企業向けの会計事務所では、会計処理の入力作業などを香港に移転している。価格競争力は6倍なのだ。工業の生産に続いて、ホワイトカラーのルーティングワークも海外移転の動きはさらに進んでいく。
そんな環境の中で、ぜひ「進化する人になって下さい」というメッセージだった。
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