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iDisk - Re-think Network Disk


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.05.20 20:22

 最近FlickrやBIBIOを使っていて、共通する情報の流れに気がついた。情報というかデータを、ローカルからネット側へ移動しているのだ。

 思えばメールが僕の中でのこの流れのきっかけだった。これまでPOP3で手元のメールソフトに取り込んで管理するのが好きな僕は、SFCで習ったMule環境でのメール管理をそうそうにやめて、Becky!でメールの読み書きをし始めた。まだWindowsを使っている頃だ。それがMacに切り替えてからも続いていたが、最近IMAP4を使うようにしている。メールのデータは基本的にメールサーバに溜まっているのだ。

 写真もそうだ。iPhotoという優れた写真管理ソフトを使ってローカルディスク上で写真を扱っていたが、毎月2GBという激しい容量が与えられるproアカウントにあやかって、Flickrの上で管理するようになった。BIBIOも、手元にあったレビューのテキストをサーバに預ける恰好になっている。

 サーバに預けることによるメリットは共通している。ネットに繋がっていればどこからでも自分の情報にアクセス出来る。これはネット上のストレージとしては当たり前のことだ。それだけだったらノートパソコンをモバイルしていれば済む話である。最近ネットストレージに感心している理由はその次の段階だ。

 FlickrもBIBIOも、アップロードしたデータがアップロード先のモノになるのではなく、自分のモノとして使い回しが出来る点だ。どちらもワンクリックで自分のblogに書き込むことが出来る。自分の情報をサービス化してくれて、使いやすいライブラリとしてキープしてくれて、いざ使おうとしたときには最良の形で提供してくれる。

 これは情報が散乱するのを防いでくれて、活用し得る形で用意してくれる価値がある。手元のローカルディスクでいかに検索が素早くて探し物にかかる時間が短縮されることで、見掛け上情報が散乱していないように扱えても、使い得るカタチにはしてくれないだろう。

 ハードの性能からサーバでしか作業が出来なかった時代から、ハードが進化して手元で全て済ませる時代になった。そして今再びサーバサイドにコンピューティングの中心が移ろうとしている。サーバサイドの発展を考えつつ、順番的に戻ってくるローカル側の新しいコンピューティングを考えておく、というのはどうだろうか。


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