TAROSITE.NET: IDEA
「小洒落感」の象徴としてのiPod
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2004.02.20 16:35
あんまり感心しないニュース。六本木ヒルズ、森タワーのてっぺんにある森美術館で「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望 2004」という企画が行われているが、ここで作品のナビゲーションツールとしてiPodが使われているそうだ。
作品の前にiPodのサインがあり、そのサインのトラックを再生すると、作者の制作現場でのインタビューを聴くことが出来るそうだ。これってあんまり面白くないですよね。例えば無線LANとPDAを組み合わせれば、もっとリッチなナビゲーションツールが実現できそうなものだ。映像付きのガイドだと目の前の作品を見ないで画面を見てしまう、という指摘も分かるのだが、それなら音声ガイドも別にその場で欲しくない、と思ってしまう。
R-クリックとは逆のパターンだ。R-クリックは手持ちのタグのクリックをトリガーに情報が送られてくる感覚が気持ちよかった。情報がイマイチだったけれど。これは情報配信の方法そのものがイマイチ感たっぷり。それならその場所に行くと聞こえてくる従来通りの美術館の音声ガイドの方が気持ち良い。それだったら、iPodじゃなくても良いんじゃないの?
なんだかわざわざ、無理矢理iPodを使って小洒落感を演出しようとしているようで、嫌な感じがしてしまうのです。
Twitter Update
Related Article
Trackback
- URL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/1552