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Mzoneがケータイみたいに使えるようになってきた
by TARO MATSUMURA - 2009.12.03 18:04
docomoの無線LANサービス「Mzone」が使いたいこともあってデータ通信カードをL-05Aにしたくらい。期待していたWi-Fiサービスの充実は、Wi-Fiやモバイルコンピューティングに少し違う感覚をもたらし始めたかも知れない。
2009年11月1日から、スターバックスでのWi-Fiサービスがスタートした(ITmediaの関連記事)。活用できるのはMzoneとFLET'S-POINT。同じNTT系のHOTSPOTが使えなかったり、タリーズコーヒーでGoogleが1日1回30分の接続をしてくれるWiFineが使えなかったり、イマイチ釈然としない部分もあるけれどもいろいろ事情があるのでしょう。
ちなみにたしか、2002年にスターバックスでWi-Fiサービスの実験をしたのはソフトバンクだったような気がする(マイコミジャーナルの関連記事)。つまり現在のmobilepoint。スタバに振られてしまった格好だが、記事では当時のスタバが全国で365店舗しかなかったりして、7年の変化は大きいですね。
さて、僕は今日は東急田園都市線で中央林間から半蔵門線内まで急行電車で約50分の移動をした。その間原稿を書いていたのだが、停車駅ではちょろちょろとMacのWi-Fiを拾っているサインが目に入り、Mzoneが停車駅ごとに利用できた。メトロの各駅でも利用できるので、電車が止まっているときにはMacBook Airからネットにアクセスできたのだ。
田園都市線は屋外を走る電車なので違うかも知れないが、地下鉄に限って言えば、ケータイやiPhoneと同じ。駅でしか使えないiPhoneと同じタイミングでインターネット接続がONになっていて、その間に書いたメールが送信されたり、Twitterのタイムラインが更新されたり、Evernoteのサーバ同期が行われたり。
そして電車の中では書き終わらなかったので着いた駅のスターバックスで、再び同じMzoneのネットワークに入る。移動し始めてからこのエントリーを書いている時も含め、断続的にMzoneエリア内に居続けていることになるのだ。ずいぶんアンテナの数も増えたものだ。
もちろん本当にどこでも利用できるL-05AやEMOBILEに比べると不自由がある一方で、転送速度が速いことと、ケータイのメール交換で駅間ごとにやりとりをするコミュニケーションに慣れていることもあって、あまり不自由を感じないから不思議なモノだ。メトロの場合、暗いときはネットを使わない、明るくなったらアクセスする、そんなテンポである。
もちろん東京の路線やテンポ以外ではまだまだアクセスポイントが足りないと思うし、上に書いたような経験をするのは難しいかも知れない。ただスマートフォンやケータイWi-Fi対応端末を使うときも含め、高速回線へのアクセスのストップ&ゴーの使い勝手は、何らかのアイディアを生み出しそうだ。
一方で先ほどまでいたSFCのように、池の畔までWi-Fiのエリア、と言う環境は珍しい。おかげでみんなパソコンのキーボードをガチャガチャやる光景であふれているわけだけれども。
もちろんどこでも超高速なワイヤレス接続が出来るに越したことはないんだけれども、本当にリアルな生活の中で、そのインフラが必要か? あるいは何に活用するのか? という話。ホットスポットという考え方は過渡期なのかも知れないけれど、逆に行動の中でスポットによって自分のモードを分けるということも面白いな、と思った。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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