TAROSITE.NET: IDEA

紙上命題


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2003.02.21 02:21

昨日の「はじめてのフラッシュ」は、紙の上に特にスケッチなどをせずに、画面上でガシガシと組んでいった結果だったんですが、僕にとってはなかなか新しい感覚だった。いつもノートブックコンピュータを持ち歩いている割には、紙のノートに凝ってて万年筆まで持ってる、根っからの「紙人間」なのだ。だから、人間関係までこんなに薄っぺらに…。そんなことはどうでも良いのですが、イメージを作るときに紙を使わないでやるって言う経験も「なるほどな」と思ったわけで。あるいははじめから動くことが想定されているものなら、特に紙を介在させない方が面白いモノになるのかも知れない。いかんせん、あんまりアニメーションなんて作らないから、何とも言えない所なんだけれども。

ただ、紙に印刷されるモノを作るとなったら、やっぱりアイディアは紙の上に書いてみることだ。いま、とあるパンフレットの表紙を作っているけれど、画面上だけでやっていると気付かないこともある。例えば縦長のパンフレットは大抵ラックに入るんだけれど、ラックって何段にもなっているから、頭の部分しか顔を出していないことも多い。ちょっと考えれば「当たり前だよ」ということなんだけれど、画面の上でコーフンして作り始めちゃうと、気付かずに仕上げてしまうかも知れないわけで。紙モノを作るときに、紙を介在させる事による効果は大きいと思うわけです(そういう話をしていたら、何処舎で師匠に「古い人間なんだよ」と言われましたが)。

このあたりの思想は、メディア制作論としては当たり前なのかも知れないけれど、僕の中ではやっぱり“デジログ”的とらえ方をしていて。デジログ二人組みの中でデジタル・サイドを担っている僕が、実はべったりと紙人間だったというのは、デジログ論のお陰かも知れない。

で、紙があるとついつい、そのシチュエーションに合わせて無機質ないたずらが気をはじめてしまって。これは先日ファミレスで描いたもの。小さいアンケート用紙の裏が白紙だと、ついつい手にとって書き始めてしまうんです。これは、割とまともにまとまった方ですが。


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