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Facebook HACKS! がAmazonに登録、執筆法について #FBHACKS


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.09.28 00:18

 お待たせしました。小山龍介さんとの新刊『Facebook HACKS!』がAmazonに登録されました。10月15日前後に書店に並びますが、いち早くお届けすることができますが、Amazonでもいち早くお届けできるかと思います。現在、イベントなども企画中ですので、Facebookページの方もぜひチェックして頂ければと思います。

 小山さんと僕でDropboxの共有フォルダに原稿をアップしながら、編集者さんがそれを流し込んでいく、と言うワークフローだったのですが、小山さんは完全なるピッチ走法で原稿を書いていくので本当にすごいな、と思ってしまった。僕はどちらかというと、色々考えたりシミュレーションをしたりしながら原稿のイメージを作って作って、一気にどばっと書くという、とても効率の悪い原稿の進め方になっている。

 ちょうど昨日のNHKのDEEP PEOPLEで脚本家3人がそれぞれの執筆方法などを情報交換する風景を見ていたが、三者三様だったが、どちらかというと取材をするという点と自分のテキストを読み返したくない、と言う点では『下流の宴』や『ハケンの品格』などの脚本を書いた中園ミホさんに近かったのかなという感覚がある。

 一方で中園さんはあまり綿密な流れを考えずにざくざく頭から書いていくという点はすごいなあ、と思ってしまった。僕はBlogですら、OmniOutlinerでアウトラインを引いて、そこにテキストをつけていくというやり方をしていて、そのアウトラインを作るところに時間をかけている。その点、『結婚できない男』『白い春』の脚本家として知られる尾崎将也さんに近いのかも知れない。

 尾崎さんはB4版の白紙のノートをドラマ1話分、つまり45分という時間を設定して、頭からおしりまでそこの時間で何が起きるか、と言う要素や決め台詞などを書き込みながら書いていくのだという。紙1枚に時間がセットされている、と言うアイディアは面白いですね。決定事項は黒、未確定は赤で書き込んでいく。そのため45分の最後のシーンはこれだ、と決めていたら、先に紙の一番下に黒で書き込むのだそうだ。

 さて、小山さんの執筆作業でユニークだったのは、その日書いたテキスト数をどんどん積み上げていくExcelシートを用意している点。例えば一昨日は6000文字書いた、昨日は3000文字、今日は7500文字、といった戦績を毎日書き込んでいって、本1冊をどういうペースで書いていったか、と言うデータを残しているのだという。

 これはなかなか面白いデータが取れる、と思って、僕もiCalでタスクの時間を確保している中に、その時間が終わったら何文字書いたかという数字を入れるようにした。例えば、「月曜日10:00〜12:00 text: Facebook HACKS! chapter 1 @home」という予定があったら、タイトルの部分に「4000W」とかけた分量を入れておく。自分の作業の捗り具合が分かるというのはなかなか面白いし、何曜日は原稿を書くには適している、と言った傾向もつかめるかも知れない。

 そして、自分の執筆法ではない方法を時々採ってみる、と言うのも目先が変わって面白そうだ。アウトラインを書かない、とか毎日こつこつ書いていく、とか。それとは別に、紙で時間を意識したストーリーラインを作る、と言うことも面白そうですね。


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