TAROSITE.NET: BLOGGING | iPadmonolith
「松村太郎のペンギンの話」「高架を走る地下鉄銀座線」を検索できるか #tapera
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2011.09.16 17:41
『タブレット革命』を振り返る企画の5日目。今回は第1章の振り返りだ。これは1年前の段階で、どのようにして我々がインターネットをデバイスを通じて使っていて、その環境がタブレットによって最終形に近づいていくのではないか、と言う話であるが、その象徴的な話を展開している。
なお、このシリーズは、iPadmonolithカテゴリーに収録されていきます。
『タブレット革命』P39
ではiPadとGoogleはウェブを中心とした情報時代で完璧なモノと言えるのでしょうか。ここで1つ、検索技術という問題にぶつかります。先ほどご紹介した学生の授業中のGoogle検索による知識への到達の方法は、一見当たり前の行動のように見えますが、実は問題をはらんでいます。検索による情報の取得は、取得する情報のイメージを持っていなければ、その情報に到達することが出来ないのです。
ちょうどGoogleとFacebookがノーガードの殴り合いを始めた、というのが2011年。Google+にも触れているが、非常に良く情報環境の中での人のつながりの活用について、そしてインターフェイスに関しての研究され尽くしていると感じている。Googleの変化は、検索がすべて、と言う時代がそう長くは続かないことが分かっているからではないか、と考えている。
ここで、僕がよく例に出すペンギンの話を紹介している。皆さんは下の写真から、どんな情報を抽出することができるだろうか。
例えばペンギンの種類なら分かるかも知れない。しかし撮影されたのが夏前、6月頃の季節であると気付くだろうか。はたまた、このペンギンたちの住処が葛西であるとか、ペンギン属性の人が見るとそういった情報がこの写真から読み取れる。しかしただ3羽のペンギンが並んでいる、という情報しか受け取れない人がいるかも知れない。
逆に、この写真を検索するためには、ペンギンが光を追って並んでいる光景がイメージできなければ、この写真をGoogleから探し出すのは「ペンギン」と検索して一覧から見つけ出すしかないわけだ。同じ例を『タブレット革命』の中で銀座線の渋谷駅手前の高架線の例を挙げた。初めて東京にやってきてアレを見上げて、地下鉄だ、と理解できるだろうか、と言う話と同じである。
この環境について考えると、2つのことを指摘することができる。
まず1点目は、2010年と2011年で、情報へのリーチの仕方、あるいは情報の扱いが最適化されつつあるという点。検索とソーシャルのタイムラインというハイブリッドの情報へのリーチに加えて、だんだん自分で情報をストアーすることに対しての更なる興味が生まれてきているのではないか、と言う点。先日のBack to the Blogの話も関連していて。
2点目は、とは言っても、情報を書き留めておかなければ、次の体験にいかないのか、と言われるとその点が問題になる。Tumblrはタイムラインから何かを抽出して保存しておくにはぴったりなサービスと言える。iPhoneやAndroid向けのアプリもリニューアルされて、非常にポストもしやすくなってきたし、ブラウザに仕込むことができるブックマークレットはぶっ飛ぶぐらいに記事を作成する時間的、心理的コストを下げてくれる。
検索という行動から、もうちょっとアクティブに情報を取りに行くような行動へと変化していくまっただ中で、BloggerやdPadなどのiPadアプリは、タブレットをそのアクティブな情報の扱いのツールとして活用出来るようになるのではないか、と思う。
ちょっと移動しなければならないので、また後ほどコメントで。
Twitter Update
Related Article
Trackback
- URL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/12565
