REVIEW | iPadmonolith
Echofon + Reeder - 朝のコーヒーとiPadアプリの日課
by TARO MATSUMURA - 2010.06.16 10:11
iPhoneを2年くらい使っていると、普段手になじむアプリも決まってくる。もちろんAppleがコントロールするiPhoneの標準的なUIは踏襲するモノの、ちょっとしたアプリの特徴やクセで「好み」が決まってくる。ずいぶんと、小さな画面のアプリの操作性や機能にうるさくなったモノだ。
この「好み」って、画面が大きくなったiPadにも踏襲されるから面白い。iPad向けのRSSリーダーやTwitterクライアントは、すでに良いアプリがたくさん出ていて、連日ご紹介しているできるiPad本にもご紹介しているのだが、やはりiPhoneで使い慣れたアプリのiPad版を使いたいモノだ。
そのお気に入りアプリ2本が、iPad対応になっていた。Twitterアプリ「Echofon Pro」(iTunes)とGoogle Readerリーダーの「Reeder for iPad」(iTunes)。この2本は本当に大好きなので、増刷をかけさせて頂けることになったら、できるiPad本に追加したいと思います。

「Echofon Pro」(iTunes)は、MacでもiPhoneでもTweetie(改めTwitter for iPhone)から乗り換えた、大好きなTwitterクライアントだ。iPhoneで有料版を使っている人は、そのままアップデートするだけでiPadにネイティブ対応することができるようになる。
まず僕がiPhone版で気に入っているのは、画像共有サービスとしてFlickrを利用できる点。
僕は一眼レフのデジタルカメラを買ってから、FlickrのProアカウントをずっと使い続けている。もちろんMacの外付けHDDに補完してあるが、とりあえずネットにつながっている端末であれば、過去の写真でもすべて取り寄せることができる。iPhoneで写真を撮る枚数が増えてきて、しかも共有目的が増えてくると、TweetPicなどに写真が分散してしまいがちで、イマイチ面白くなかった。
EchofonではFlickrにアップデートして、Flickr向けのURLをはき出してくれるのが良い。そしてこの機能はiPad版にも踏襲された。早くMac版でも対応して欲しいものだ。
そしてそのほかの機能についても、公式ReTweet、引用RT、リスト表示と編集などの基本性能はもちろんのこと、未読のiPhone、iPad、Macの間での同期、MentionやDMのプッシュ通知などに対応し、TwitterのコミュニケーションをiPhoneでもiPadでも、SMSかケータイメールのように利用できる点が良い。

僕はRSSをGoogle Readerに集約して読んでいるのだが、このクライアントアプリとして、とても素敵なトーンでかつ効率的に読み進めることができるのがReederだ。記事を左右にフリックすることで、未読・既読の切り替え、スターをつける、と言った動作が可能で、RSSのサマリーを読む画面でも、上下にフリックすると前の記事、次の記事に送ることができる。これがなかなか使いやすい。
この操作性が2ペインの画面構成でiPadに持ち込まれたのが、このReeder for iPadだ。横長にiPadを構えると、左のリスト部分が、左右のフリック対応、右のサマリー部分が上下のフリック対応で、両手でiPadを構えたときに、どちらの手の親指でも、スクロールやマーキングなどをしながら記事を読み進めることができる。
ということで、この2本を、毎朝コーヒーを飲みながら使うのが日課になった。どちらも有料アプリではあるが、本当にオススメなので、ぜひ試してみて下さい。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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