iPadmonolith

iPad用にb-mobile WiFiをdocomo SIMで使う

by TARO MATSUMURA - 2010.05.28 00:18

 iPad向けにモバイル通信環境もマイナーチェンジしている。これまで、docomoのHSUPA対応USB通信モジュールL-05Aを使ってきたが、ご存じの通り、このモジュールはiPadにはつながらない。つまりPortable Wi-Fi Router(PWR)で3G回線をWi-Fiに飛ばす必要がある。

 そこで取り出したるはb-mobile WiFi

b-mobile WiFi

 SIMロックフリーで3G回線に接続し、Wi-FiルーターとしてWi-Fi端末のネット接続ができるようになる。カタログ値で4時間の接続が可能。ちょっと短いかもしれないが、まあバッテリーはeneloopなりMacからUSB給電で充電することもできる。大きな問題じゃない。

 もう1機種、バッファローが送り出したDWR-PGもあるが、6月末まで待たなければいけないことと、Wi-Fiと3Gを切り替えながらという機能の意味がわからないし、そして価格がb-mobile WiFiよりも約17000円も高いことを理由に、却下だ。

 僕はb-mobile WiFiはオーダーしたが、docomoのMVNOで300kbpsまでに速度が制限されるb-mobileのSIMはオーダーしなかった。L-05Aで使っているデータ通信用の契約をしているSIMカードがあるからだ。

 これまで、SIMロックフリーの議論が出ているが、SIMロックフリーの恩恵を受ける初めてのチャンスかもしれない。SIMロックフリーと言うことは、今手元にあり、周波数帯や通信方式が対応しているSIMカードを指せば、新たに回線を契約しなくてもその端末で通信ができると言うことだ。

b-mobile WiFi with docomo FOMA SIM

 話を戻すと、僕のL-05Aを買ったときの契約は「定額データプランHIGH-SPEEDバリュー」。b-mobile Wi-Fiをこの契約で接続して、Wi-Fiを飛ばせばよいのだ。docomoの契約のSIMなので、きちんと最大下り7.2Mbpsと上り5.7Mbpsのスピードが出るわけだ。iPadからYouTubeを見ても、App StoreからGAPアプリをダウンロードしても、速い速い。

 iPadでなく、もしMacで接続したいとき、その両方を接続したいときでも、b-mobile WiFi1台で対応してくれる。またdocomoで無線LANオプションをつけているので、スタバやメトロの駅ではb-mobile WiFiの出番はなく、電池を温存できる。もし必要ならば、L-05AにSIMを差し替えてMacに直接接続しても良い。

 ということで、かなり出先のモバイル通信環境をフレキシブルに構成できるようになった。iPadだけ、Macだけ、とスケジュールによって端末を選んで持ち歩く事になるが、b-mobile WiFiは毎日鞄の中に潜ませて持ち歩くことになりそうだ。

 ただ、僕はまだiPad Wi-Fi + 3G版を使っていない。パソコンを持ち歩いて出先でネットにつながないのであれば、わざわざdocomoのSIMやらb-mobile Wi-Fiなどを用意しなくても、シンプルに3Gに対応するiPadだけを用意すれば良いのだ。明日以降、この使い勝手も試してみて、b-mobile WiFi環境とiPad 3G環境の比較もしてみたい。

 ちなみに、僕はmopera Uをプロバイダとして、定額データプランHIGH-SPEEDバリューに契約している。そのため、b-mobile WiFiの設定は、僕の場合、APNがmopera.flat.foma.ne.jp、電話番号 *99***5#、ユーザーIDとパスワードはmoperaのものを入力した。あくまで「僕の場合」なので、自分の契約情報や接続先情報をドコモに問い合わせて、試して欲しい。


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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