BLOGGING | iPhonestock
iPhone 3.0 for Consumer
by TARO MATSUMURA - 2009.03.18 03:40
iPhoneの新しいSDKをいち早く試したデベロッパーのデモの後に、さらにiPhone 3.0の全貌が明らかになっていく。まずは待望のカット・コピー&ペーストからだった。果たしてどうやって操作するのか?
Cut, Copy and Paste
iPhoneでアプリを切り替えながら使いこなしていこうとすると、コピー&ペーストをどうしてもしたくなる。時々短期記憶に頼ったりもするけれど、それよりも正確で簡単なのがコピペのはずだ。iPhone 3.0では、コピペに対応した。まず文中をダブルタップすると単語が選択された状態で「Cut」「Copy」「Paste」のボタンがポップアップする。あるいはテキストを長くプレスするとその塊を選択してボタンがポップアップ。シェイクするとUndoができるのはなんか感覚的にわかりやすそうだ。これはメール、Safari、SMS、そのほかのアプリでも動作してくれる。また、写真についてもCopy&ペーストが可能になった。今まで1枚しか添付できなかった写真が、複数枚でも添付できるようになる。
横書き対応
今までAppleのアプリケーションではSafari以外、横長で広いキーボードからの文章を打つことが出来なかったが、メール、メモ、SMSで横長のキーボードで打てるようになる。僕は手が小さいので、どちらかというと縦長でも十分だったんだけれど、横長キーボードは要望が多かった機能だ。
SMS、MMS
念願の機能!電話帳、写真、オーディオファイルを添付して電話番号で(日本国内の場合は)SoftBankユーザーに送信できるようになる。逆に、写真を添付して電話番号で送ってくる他のSoftBankユーザーからのMMSもちゃんと受信できるようになるはずだ。僕が使っていたN95ではうまくいっていたので、iPhoneでも大丈夫なはず。いや、オーディオファイルの添付って?
Voice Memo
今まではBiasのiProRecorderを愛用してきたけれど、iPhoneに標準搭載のボイスレコーダーが登場。あらら、音声の形式とかクオリティってどうなるのだろう。ちなみに、スライドを見ると「Trim Voice Memo」と書いてあるので、録音したメモを簡単に編集することも出来るようになりそうだ。
.ics format
iPhoneが、iCalやGoogleカレンダーなどで使われている.icsファイルを購読することが出来るようになった。日本の休日だとか、ウェブで公開されている様々なカレンダー情報を購読して、自動的にアップロードがかかるようになる。
Stocks
株価アプリにニュース表示のボタンが追加されたほか、横長の表示にも対応するとのこと。
Search
これもNokia N95には搭載されていて、最近の日本のケータイにも入っていた機能だが、端末内の全文検索を「Spotlight」のブランドで対応する。メールやカレンダー、ノート、iPodライブラリなどをすぐに見つけ出せるようになる。これも結構便利な機能になるはずだ。出先でメールを探したい時って、時系列しか手段がなかったので。
その他新機能
例のごとく、そのほかの新機能としてスライドに出ている単語を拾います。Audio/Video tags, Live streaming, Notes Sync, Encrypted Profiles, YouTube accounts, YouTube subscriptions, EAS policies, Shake to shuffle, Proxy support, Wi-Fi auto login, LDAP, EPA SIM, Languages, Stereo Bluetooth, iTunes account creation, YouTube ratings, Anti-phishing, Create meeting invitations, Auto-fill, Call log, Parental controls, Media scrubber, VPN on demand, OTA profiles。
この中で、YouTubeのアカウント対応、メモ機能のシンクロ(Mailのメモに入るのかと)、無線LANサービスへの自動ログイン、ステレオBluetooth(A2DP)への対応あたりは順当に対応してくれた感じだ。
iPhone 3.0の正式リリースは2009年夏で、既存iPhoneユーザーは無料で、iPod touchは$9.95でそれぞれアップデートできるとのこと。しかし初代iPhoneではA2DPとMMSに対応しないそうだ。ということで、iPhoneの既存ユーザーは夏までのお楽しみということになる。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
Related Article
Trackback
- URL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/9820