TAROSITE.NET: iPhonestock | netnomad

1人1アプリを日本でも - Mobile Roadieがウェブをアプリ化する


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2010.10.20 11:56

 こちらも今月末発売のMac Fan 12月号「iPhone探訪記」より。最近僕も気に入った猛プッシュしているのがMobile Roadieこれは、iPhoneやAndroidを活用したブランディングやPRなどを考えている人たちに絶対チェックしてもらいたいサービスだ。既にMadonnaやLinkin Parkなどのアメリカでも著名なアーティストが採用している。

Mobile Roadie

 このサービスに登録すると、ウェブからアプリの編集をすることが出来、彼らがAndroidとiPhoneのアプリをそれぞれのストアに登録してくれる。あとは、ウェブブラウザからコンテンツやデザインなどを編集することが出来るアプリなのだ。そのため、Androdi用、iPhone用、と別々にコンテンツ管理する必要はない。

Taishi Fukuyama

 写真はAll Access Today JapanでMobile Roadieを担当している福山泰史さん。ウェブブラウジングをしていると思いきや、アプリのデザインの編集をしている様子。アプリに直接コメントを書いたり、Blogを引っ張ってきたり、写真を入れ替えたり、YouTubeの動画を張り付けたり、Ustream中継のタブを作ったり。全てブラウザから編集し、AndroidとiPhoneに10分程度で反映される仕掛けと言うからすごい。

「Mobile Roadieは1人1アプリを目指している企業で、エンジェル投資が入ってローンチしたタイミングで、日本からコンタクトを取っていました。とにかくわかりやすくアプリを編集でき、価格が安く、機能が数ヶ月単位で追加されていきます。アプリも、クレジットカードでサインアップすればすぐに作り始められますが、日本にはコーポレートカードの文化がないのでAll Access Today Japanが決済の代行をしています」(福山さん)

 福山さんが目をつけたのには理由があった。彼自身が音楽のアーティストであり、自分の活動を拡げるときにモバイルアプリが絶対に便利だと考えていたことがある。しかしアプリ開発には多額の費用がかかり、別のプラットホームに出したり、バージョンアップをする度にお金がかかってしまう。インディーズのミュージシャンにとっては、全く割に合わない世界だった。出すだけで力尽きてしまうわけだ。

「Mobile Roadieは、アプリを出すことではなく、出した後にどうするか、にフォーカスが置かれている点が重要です。ファンとのコミュニケーション、ファン同士のコミュニケーションをアプリの中に起こし、アーティスト自身のBlogやTwitterやFacebookから情報をアプリに集め、ファンの書き込みも彼らのそれぞれのTwitterとFacebookにも書き込まれます。アーティストに関する情報ハブを自然に作れる面白さがあります」(福山氏)

Mobile Roadie

 そして極めつけはプッシュ通知。アプリを入れているユーザーに対してプッシュ通知を送ることが出来るのだ。もちろんこれもウェブブラウザからアクセスする管理画面から送り込める。例えばライブ会場の周囲10kmの人にグッズ販売や追加の席の案内を送ったり、ファンの書き込みが多いなどのユーザーに直接アーティストがメッセージをプッシュすることも出来るのだ。

 こんな高機能で、アプリを出してからのメンテナンスにパワーがかけられる仕掛けでありながら、最も安いプランで1プラットホーム(iPhoneもしくはAndroid)で年間120,000円からという価格設定。両方作ると割り引かれ、年間216,000円。これはちょっと衝撃的だ。

 Mobile Roadieで動画や音楽が入り、ソーシャルメディア対応もばっちりなアプリを出した上で1年間メンテナンスするスタッフのコストを捻出するのと、同等のアプリを作るコストで同じになってしまうかも知れない。もちろん後者は、アプリを出したらそのまま放っておかれることになるし、OSのアップデート対応でまたコストが発生することになる。

 このサービスで、アプリが、まるで個人がブログを持つように身近になり、またアプリを拠点としたコミュニケーションによってスマートフォン、モバイルの活用が変化していく。とても面白いきっかけじゃないか、とおもう。

 ちなみに、Mobile Roadie、このリンクから申し込むと10%オフになるので、ご興味ある方、早速作ろうという方はぜひご利用下さいませ。


Twitter Update
    Trackback
    • URL:
      http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/12366