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40代男性がターゲット! - スマートフォン利用実態調査2010
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2010.10.01 18:29
2010年9月29日に、日経BPコンサルティングがリリースした「スマートフォン利用実態調査2010」の調査企画にCastalia/Appetizer Japanチームとして参加した。ケータイ、iPhone、Androidを使う各世代の男性・女性2040人に対する調査から、各デバイスユーザーの動向が見えてくる。
まず調査の概要についてだが、各セル120人ずつのサンプルを取っての調査となったが、現段階では、女性の全年齢層、男性の50代以上のAndroidユーザーを集めることが出来ず、データとして取れていなかった。Xperiaの発売や、今後Android端末が年末にかけて増えると思うが、夏の段階ではまだ難しかった。
中身の簡単なサマリーについて。
スマートフォンユーザーは男女の全ての年代で平均年収と自由に使える月平均額がケータイユーザーを上回っていた。特に顕著だったのが40代〜50代で、男性40代の自由に使えるお金はiPhoneユーザーが62375円に対し、ケータイユーザーは40625円と、各性別・世代の中でも最も大きな差となっている。
自由に使えるお金が多いからスマートフォンを持っているのか、スマートフォンを持っているから収入や羽振りが良くなったのかは考える必要があるが、前者については、各キャリアも少し軌道修正する余地がありそうだ。
大学生に聞いたりすると、「iPhoneは贅沢品」という答えが返ってくる。先日インタビューしたiPhoneアプリ開発者の高校生、渡辺祥太郎さんも「みんなiPhoneは高いと思っている」と語る。しかし実際の所、ソフトバンクとauに関しては、端末代も含めて、普通のケータイと同じかお得に安く導入できるようになってきている。iPhoneは(良いか悪いかは別にして)実質0円だ。それにもかかわらず「高い」と思われている。
これには2つの意味合いがあると思っていて、日常生活を過ごす上で普通のケータイが必要で、iPhoneを使うには2台持ちになり、基本料金とパケット代とをダブル払うことになるなら、確かに「高い」というのは当てはまる。
フリーで働いている人の多くはケータイをやめてスマートフォンだけにして、ノマドワークやクラウド活用などの効率化するように動いている。そこまで効率化に対して志向がない場合は、ケータイ上でのコンテンツやコミュニケーションを捨てられないのかもしれない。ある種、日本のケータイの囲い込みがきちんと作用しているように見える。もしくは、その効率化への志向が、年収の差を作り、スマートフォンを選択するかしないか、と言う分かれ目になってきているようだ。
もう少しケータイを使っている40代男性にフォーカスを当ててみる。
例えば「話題のものや新製品を試してみる」という設問は18.3%(40代男性スマートフォンユーザーは43〜50%、40代女性ケータイユーザーは24.2%、50代男性ケータイユーザー25.0%)、Twitterへの書き込みは0%(40代男性スマートフォンユーザーは17.5〜20%、)。
消費行動や意識、ソーシャルメディアへのコミットなど、40代男性のケータイユーザーは総じて他の年齢や同世代のスマートフォンユーザーより低調な数字が出てきた。ライフステージ的なモノもあると思うが、裏を返すと、40代男性はスマートフォンを駆使することでempowerされる可能性がありそうだ。
プレスリリースのタイトルとしては「スマートフォンユーザーはプレミアム製品のターゲットそうとして有望である」というタイトルが付いている。ぜひご興味がある方、お仕事で使われる方は、本誌の方も見て頂ければと思う。
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