COLUMN | iPhonestock

iPhone 4で気になる4つのこと

by TARO MATSUMURA - 2010.06.10 00:02
iPhone 4 side by side

 iPhone 4が発表され、日本でも6月15日予約開始、6月24日販売開始というスケジュールも発表されている。僕もこれから、どこのお店で予約し、購入しようか、考えているところだ。6月24日には、先ほどのエントリー通り、@daichiさんと「iPhone 4 #twinomi」を開催します。ぜひ。

 さて、端末としてのiPhone 4についてについて気になる点を挙げておきます。画像などはAppleのiPhoneのページをご参照。Apple曰く、「すべてを変えていきます。もう一度。」だったり、「ほかのスマートフォンが、それほどスマートに思えなくなるかもしれません。」との事です。

一新されたデザイン

 これまでのiPhone、あまり飽きる要素がないシンプルなモノだったが、iPhone 3G、iPhone 3GSと全く同じデザインだし、初代iPhoneの雰囲気からも大して変わっていない。事実、ちょっと飽きちゃった部分もある。そこから素材が変わり、カトラリーなんかで使われているような、アンテナを兼ねるステンレスのフレームを、柔らかいガラスでサンドウィッチにする端末デザインになった。

 「意味のある素材、長持ちする素材」という最近のAppleの素材選びを踏襲するカタチとなった。そういえば、過去、形態進化のケータイを楽しんでいた頃は、デザインや筐体の新しいデザインを楽しみにしていたっけ。

まさかのOne more thingが「FaceTime」

 一番びっくりしたのは一番最後。まさかOne more thingがテレビ電話機能である「FaceTime」だったとは。日本にいると「テレビ電話なんてもうすぐ実用化されて10年弱が過ぎようとしているし、みんなが相手にしない過去の枯れた技術」という感覚がするが、それをSteve Jobsは「すごいだろ?これが未来だ」と言わんばかりに示したんだから。

 テレビ電話が流行らなかったことについてはFaceTimeを使ったらASCII.jpのコラムに書こうと思うけれど、ポイントとしては「使い方を簡単、手軽にした」、「どう使うかを明確に示していること」、「Wi-Fiを経由させるので、テレビ電話の高い料金を払う必要がない」というところ。

 自分だけでiPhoneを持っていてもFaceTimeを気軽にできないので、妻にもiPhone 4を買ってこようと思う。

Retinaディスプレイ

 Macを使っている理由のうちの大きな部分は、画面に表示される「文字」のきれいさ。iPhoneを使っていても、その理由だけで日本のケータイには戻れないな、と思っているんだけれども、新しいiPhoneはディスプレイの解像度を4倍にして、かつ今までのアプリは再レンダリングして、開発し直さなくてもiPadみたいに中央に小さく表示されるようなことはないという。

 しかし開発者によると、それでもアプリを作り直すことになるだろう、と語る人が多い。再レンダリングされるよりも、オリジナルの解像度でディスプレイに表示される方が、当然きれいだと考えているからだ。これも実記の上で検証してみる必要があるが、画像を多用するアプリを作っている人は、大きめの画像を用意しておいた方が良いかもしれない。

HDビデオを撮れる、編集できる

 カメラが500万画素にアップされても、1200万画素以上のケータイが防水でほいほい発売されている日本では驚くべき事ではない。しかしHD動画が撮影できるケータイは今シーズン夏の日本のケータイのトレンドだ。つまり、iPhoneはハードスペックが売りではなかったはずだ、ハードスペックが売りの日本のケータイが多くの部分で追いつかれてしまったことになる。

 そして、ソフトウエアの部分で日本のケータイを引き離すことになったのが、iPhone 4向けに$4.99で用意されるiMovieだ。撮影した動画を薄型テレビで見るという希少な体験はできない代わりに、いくつかのムービーと写真を組み合わせて1本のムービーにまとめ、YouTubeに720pのHD動画をアップロードすることができる。音楽も字幕もつけられる。

 まあモバイルデバイスで何でもかんでもやれるようにすればよい、と言うわけではないと思う。iWorkがiPhone 4で動いたとしても、たぶんiPhone 4で120枚のスライドを作ることはそんなにないだろう。しかし、できるようになって生活が変わる何かをデザインしていくことは大切なことだとも思うし、搭載したハードだけで不十分なら、その体験のデザインを含めて初めて、使われるハードの機能になる、というわけだ。


 と言うわけで、ハードと指摘になるiPhone 4の4つのことをピックアップしてみた。後は触ってみてからのお楽しみ。というよりは、持つようになって1週間で、今までのiPhoneとの違いを感じておきたいと思う。


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Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。スマートフォンに特化した活動型メディアAppetizer.jp編集長。 read more & contact

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