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Path 2.0 - 心地よいUIとこなれたソーシャル連携

by TARO MATSUMURA - 2011.12.16 04:14

 Pathが華麗なるピボットをして、タイムライン指向のアプリに生まれ変わった。ソーシャルメディアにおける赤文字ならぬ赤アイコン系を大量に増やすきっかけになったような気もするが、一昨日ぐらいから大量にユーザーが参加し始めて、軽いお祭り騒ぎである。

 @yukari77指摘しているように、Pathは3万人から270万人へと急激に増加している。これまで50人制限だった友達の数も150人(それでも150人!)まで拡大して、写真や動画、寝た、起きた、といったことを共有するコトができ、自分の投稿(=モーメント)を見た人が足跡のように記録され、絵文字でそのモーメントに対する反応を投稿することができる。

Path

 Pathで目を引くのは、あらゆる面でのデザインだ。アプリは非常にできがよいと思う。ハッキリ言って、使っていて気持ちいい。メニューはFacebookの新しいモバイルアプリのように、横にスライドして現れるタイプを採用した。また、Facebookよりも先に、カバー写真付きの時間軸を踏襲した「タイムライン型」のインターフェイスをスマートフォンの上に持ち込むことに成功している。

 後で紹介するが、Twitter、Facebook、Tumblr、Foursquareといったこれまでみんなが使ってきたソーシャルメディアへの投稿アプリとして活用しても十分によいUIだ。ちなみにこのエントリーの最後に、どうやってこれらのソーシャルメディアに投稿するかを触れておきます。

Path 2.0

 デザインの良さはウェブサイトにも現れている。Path.comにアクセスすると、ブラウザの画面全体でどのように使うかを説明する動画が再生されるのだ。そしてタイムラインの中で動画がそのまま再生されるのも良いですね。時間軸と動画、ソーシャルなコミュニケーションを実現するインターフェイスの1つとして、1つのモデルを作ってくれたような感じがしている。

Path 2.0

 Pathの写真と動画の撮影機能もなかなか強力だ。Instagramなどは写真を撮影してからエフェクトを選ぶ、と言うフローになっているが、Pathではカメラの画像にエフェクトを書けた状態でプレビューできる。フィルタを変えながら、最適なシーンを収めることができるのだ。そして、イケてるフィルタは85円ずつの有料になっている。

 少なくとも、「オールドタイム」は購入しておいた方が良いと思う。何しろ、ちりちりとしたノイズや、チカチカとした古い映画のようなエフェクトがiPhoneの画面に映し出され、デジタルとアナログのマッシュアップに萌える僕にとってはとてつもない表現になっているのだ。もちろんビデオにこのエフェクトで映像を収めることもできる。

Path 2.0

 そして投稿の段になって、ソーシャル連携の話だ。これは僕もPath上の友人に教えてもらったのだが、投稿画面でキーボードを隠すと、下にうっすらとソーシャルアイコンが並ぶ。ここをタップすると、初回に各サイトの認証ログインが表示され、Pathに投稿すると同時に各種ソーシャルに流すことが出来るようになる。InstagramはFacebookに投稿できるが、写真として投稿されるわけでない点が惜しい。その点Pathは、きちんと写真として投稿されるので、Facebookのサイト上で見た時の見栄えも良いですね。

 Twitter、Foursquare、Facebookに、写真、誰と一緒にいるか、チェックインといった情報を振り分けて投稿してくれる点で、ソーシャルジェスチャーのディストリビューターとしてのポジションは固いんじゃないか、と思える。ということで、色々試してみて下さいませ。


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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