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iTunes Music Store


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2003.05.06 11:56

 iTunes 4がリリースされて1週間ほどがたち、iTunes4そのもの、Music Storeでの楽曲ダウンロード件数共に、100万件を超えたという報道が出ている。アメリカ国内だけで。目玉になっているiTunes Music Store関連の記事を採取しながら考えてみたいと思う。

 まずMusic Storeでは、BMG、EMI、Sony Music Entertainment、Universal、Warnerのレコード会社が20万曲以上をラインアップしていて、30秒の無料視聴(新曲ではMPEG-4プロモーションフィルム付き)と、1曲当たり99セントでダウンロードをしていくことが可能になっている。ファイルの形式はMPEG-4のACC(Advanced Audio Coding)を利用している。

・Apple: iTunes
・BizTech: 米Appleの音楽配信サイト、1週間で100万曲以上を販売
・C|NET: iTunes store: 1週間のダウンロードが100万曲を越える
・MYCOM PC WEB: 【レビュー】速攻レビュー:iTunes4はデジタル音楽の革命児となるか?(1)

ダウンロードした楽曲の利用

 これまでの著作権保護技術の多くは、「個人で楽しむ権利」まで奪っているモノが多かった。例えば現在日本で流通しているCCCDなどのように、ユーザーに制限をかけてしまっては(受け入れざるを得ない動きになっているものの)気分良く音楽も聴けない。Music Storeでは、ダウンロードした曲のCDへの焼き付け枚数とiPodでの再生台数は無制限に、最高3台までのMac上での再生、Macのアプリケーション上での利用が“個人で利用すること”を条件に認められている。厳密に言えば制限があるとはいえ、個人で楽しむ範囲を十分に満たしているように思える。

アルバムのばら売り

 C|NETの記事

これまでにダウンロードされた曲の半数は、アルバムの一部としてユーザーが購入したものという。音楽会社は長い間、オンラインでのシングル曲のバラ売りは、いまでもひどいアルバムセールスの落ち込みをさらに悪化させるとの懸念を表明してきていた。今回の発表結果は、この懸念を払拭するものとなった。

 アルバム曲のばら売りという言い方をしているけれど、CDという媒体の上での話で、このようなダウンロード形式が一般的になってくると、音楽の売り方やリリースの仕方が変わってくるのかも知れない。あるいは曲を単発で出してくるようになるかも知れないし、売り上げを懸念しながら慎重に選曲したベストアルバム、なんて概念も失せてしまうかも知れない。

 大手のレコード会社がリリースしているものではない、マニアックなクラブジャズみたいな楽曲はやっぱりMusic Storeには入ってこないだろう(MYCOM PC WEB)から、そういうCDはちゃんとレコード屋で探す必要があるけれど、逆に流行りモノはCDではなくデータで買えばいいか、ということになる。僕が日本国内でCDをレンタルしているように。アメリカのレンタルショップってどういう事情なんでしょうね?


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