TAROSITE.NET: COLUMN

Mac miniをどう使うか


by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2005.01.15 09:06

 低価格Macとして登場したMac mini。製品としてのパッケージの魅力というのはとてもあると思うし、あのサイズのコンピュータがちょこんと手近にあるのはクールだと思う。けれども既に模範的なMacユーザーにとってはどこに入り込んでくるMacなのだろう、と少し考える必要があると思う。


 iPod shuffleもそうだしこのMac miniもそうだけれど、キーワードは「割り切り」だ。内蔵チップは最新鋭のPowerPC G5ではないし、ディスプレイもキーボードも付属してこないけれど、とにかく安い値段で買うことが出来る。例えば既にMacを使っている人。家でMacを使っていて、学校の研究室(その多くがWindows社会)でもMacで作業をしたいと言う人にとってはためらうことなく購入できる。研究室の予算で買うとしても、PCに比べて割高で白い目で見られることもない。

 また今のWindowsユーザーの中でMacに少なからず憧れを持っている人にとっても良いチョイスになる。研究室の同僚のnobuさんは「あれなら今あるWindowsマシンからディスプレイ・キーボード・マウスを切り替え機に繋いでMacを使うことが出来る」と言っていた。場所もそんなに追加する必要はないし、iLife '05もついてくるならば、ホームユース専用機としてWIndows環境にプラスする1台としてとても都合の良いポジショニングを取ることになる。Mac/Winのデュアル環境は増えそうだ。

 またMac miniを持ち歩いてしまおうか、と言い始める人もいる。1.3kgでワイヤレスも内蔵なら、それに合わせたコンパクトなUSBキーボード&マウスを見つけ出して、ディスプレイのあるところに行けばすぐに大画面で作業が出来るモバイル機になる、という算段。それなら素直にiBookを買う方が良いかもしれない、と思ってしまうけれど、すでにMac mini専用のモバイルケースまでリリースされるようで、まんざらな話でもないかもしれない。同じ環境でデスクワークをするには、確かに持ち歩いた方が便利かもしれない。持ち歩くのがおっくうな場合でも、この価格なら2つ買ってしまえば、と言う人もいる。

 モバイル的なソリューションはやっぱりアリだと思う。僕のお薦めは、PLUSの超小型プロジェクタ、例えばPLUS V-332との組み合わせだ。このプロジェクタは、大きい、うるさいといったプロジェクタとは一線を画しているA5型1.3kgでSXGAにも対応する、小さくても優秀なヤツだ。浅葉君の話だと「Mac miniの上にCinema Displayを置くとつぶれる」そうだが、このプロジェクタならつぶれずに済むし、両方持っても3kgに収まる。この組み合わせで電源さえあればどこの壁にもDVDを映し出せるし、プレゼンテーションできるし、あるいは作業をこなすことも出来るわけだ。ちょっとやってみたいですよね。

 と、まあ安い、小さいということで少し無茶な想像までしてしまうMac miniだけれど、冒頭に書いた通り、家でPowerMac、モバイルでPowerBook、研究室にはiMacという完全な模範的Macライフスタイルを送る僕にとっては、あまり入り込んでくる余地がなさそうなのだ。といいつつ、1台あればあったで、何かしらの使い方を考え出しているとは思うけれど。


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