MacSPiCE | REVIEW

想像と創造を制限しない - Adobe Creative Suite 5 Design Standard for Mac

by TARO MATSUMURA - 2010.07.13 13:11

Adobe Creative Suite 5 Design Standard for Macintosh AUGM長崎、AUGM鹿児島でAdobeの西山さん(@shonsym)のハイパープレゼン&デモを見ていて、Macも新しくなったし、名刺もちょこっと変更して増刷しなければならないし、Illustrator欲しいなあ、と思っていたのですが、結局Design Standard for Macに落ち着いた。

 通常版はこちら。そして学生・教職員版はこちら。いずれもMac版だ。Amazonで見ても11万円ほど価格が違うため、学生のうちに買って思う存分使っておいた方がよいソフトだと思う。

 僕はメインのマシンがMacBook Airだった事もあって、PowerMac G5向けに買ったCS2以来、Adobe Creative Suiteを購入してこなかった。その間何をしていたかというと、Adobeのソフトを使うためにPowerMac G5を引っ張り出してきて使っていたり、AppleのKeynoteでちょっとしたレイアウトデザインやウェブ素材、写真の加工、バナー作りなどをこなしてきた。

 良い変わるかは別として、MacBook Airで軽く動かすことができるiWork系のアプリはある程度の画像編集、曲線が引ける機能、PDFやPNG、JPGでキレイに書き出すことができるといった機能のおかげで、何とかなっていた。HTMLとCSSはテキストエディタで書き出していたし、ウェブデザイナーではないのでBlogのテンプレートが作れれば何とかなっているというレベルだった。実際このBlogで使われている画像素材は全て、Keynote '09で加工して、Macに標準で付いてくるプレビューでトリミングしたりリサイズしたりしているだけだ。

 けれども以前IllustratorやPhotoshopを使ったことがあったので、これらのアプリケーションの良さや便利さは知っていたし、いくらデザイナーではないと言っても、やはりKeynoteで画像を作るのはどこか子供だましであることも分かっていた。何らかのタイミングでCreative Suiteに戻らなければ、と思って早3年…。

 きっかけの1つは、メインマシンをモバイルマシンとしても使用するMacBook Proに乗り換えたこと。iPadのおかげで毎日は持ち歩く必要がなくなり、ちょっと重たくてもパワフルで快適で、メインマシンになるMacを選ぶ事ができるようになった。そして、冒頭にも触れた西山さんのプレゼンである。

ta6.me - Taro Matsumura Photoshopの切り抜きの精度の高さや「コンテンツに合わせて」系は本当に驚愕。写真は真実を語らなくなる、というくらいキレイな写真を作り上げることもできる。そしてIllustratorの各種機能にも驚かされた。

 例えば、CS5を入れて初めて作ってみたのがこの画像。Illustratorの3D編集機能をちょっと試してみたかっただけなんだけれど、絶対今までだったら、こんな画像を作ろうと思わなかった。

 別にデザインやIllustratorに詳しいプロなわけじゃない。それでもちゃんと、イメージ通りのことをやってくれるんだから勇気づけられる。好きな通りにイメージをして、それを手元で実現させて、相手に伝えることができるようになる。相手にイメージを伝える作業は、決してデザイナーのためのモノではなく、みんなのためのモノだと僕は思う。みんなが言葉を喋るように、みんなが文字を書くように。決して「描けない」「画像にできない」ことが、イメージできないことであったり、何かを実行できないこととイコールになってはならない。

 久々にAdobeのソフトを触りながら、そんな事を考えている梅雨時の午後でした。

 ちなみに、学割版と通常版、Mac版とWindows版は、それぞれ間違わないようにオーダーしてくださいね。僕は一度、Windows版の学割版を買ってしまって、返品することになってしまいましたので。



Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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