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iPad: フォトライフの中間管理職になるか?

by TARO MATSUMURA - 2010.03.28 08:53

iPad

 今日はちょっと遅めのポストになりました、iPadについてのエントリー。

 早くBlogに書きたいがなかなか書く時間がないEdelmanのBloggers' Meeting。この会場で隣になったnobiさんに見せてもらった、iPadの生動画で最もびっくりしたのは、Photoアプリでセットを開く時のアニメーションだ。両指でタッチして間隔を開く動作をする、いわゆるピンチアウトをすると、そのセットの中の写真が画面にわっと展開されると、なんだかそれだけで感動するというか、わくわくして来ちゃうから「ズルいヤツ」である。

 iPadはフォトビューワーとして静かに楽しむにもぴったりな1台だ。

 iPhoneで覚えた指の動きを駆使するだけで、さらにマジカルに写真が画面を踊るわけだ。まあおそらく、iPadを買ったばっかりの時は、家のどこかにおいて遠くから眺める時間なんて皆無だと思うし、1ヶ月たっても未だ手元にある時間の方が長いんじゃないかと思うけれども。

iPad Camera Connection Kit 写真を見るというパッシブな楽しみに加えて、iPadにはアクティブな写真の楽しみ方が追加されている。iPad Camera Connection KitをDockに接続することで、カメラからUSBケーブル経由、もしくはSDカードスロットで、デジタルカメラからiPadに写真を取り込んで、すぐに見ることが出来るようになる。しかもJPEGだけじゃなく、RAWデータまで読めてしまう。どう処理されるのかは分からないので、試してみることにしたい。また最近当たり前になりつつあるデジカメムービーがどう扱われるのかについても試したい。

 さて、もちろんSDカードスロットが搭載されているMacBookがあればどうってことがない、写真を取り込んでiPhotoで閲覧したり編集したりして、必要ならばWebにアップロードする、と言う一連の流れが、より軽いiPadで出来るようになるわけだ。そして、より手軽に写真を閲覧してチェックすることも出来る。

 ここからは実機を使いながら考える必要があるけれど、写真を撮る、管理する、という日頃のフォトライフにどういう変化があるのだろうか。まず前提として、僕は撮った写真をFlickrで管理している。

 最近感じているのは、iPhoneで撮影した写真とデジタルカメラで撮影した写真の手間の違い。iPhoneで撮影した写真はたいていその場でTwitterに流してしまう。最近Tweetie 2からEchofon Proに乗り換えたのは、Echofonは写真のアップロード先にFlickrが選択できるからだ。つまりTwitPicやyFrogなどに分散せず、Twitterで共有する写真もちゃんとFlickr経由で扱えるようになっている。

 それ以外にもFlickrアプリでフル解像度で直接アップロードしたり、BrightKiteを位置情報付きアップローダーとして利用したり。BrightKiteの方が、Setにちゃんと入れてくれるので筋がよいとは思うのですが。とにかく、撮影した写真をその場でFlickrに治めることが出来る点が、非常に良いのだ。

 デジタルカメラで撮影した写真は、母艦となる自宅のMacに取り込み、iPhotoから、もしくはFlickr Uploadrでアップロードする。iPhoto自身がFlickrに対応したので、この連携もこれまで以上に良くなっていると思う。しかしながら、家に帰って、家のMacを立ち上げて、かつ写真を取り込まなければこのプロセスに入れない。当たり前なんだけれど、そのモーションに入るまでのタイムラグというのが何とももどかしいわけだ。

 ここにiPadが投入されると何が起きるのだろう。期待する役割は、中間管理職だ。家に帰る前に写真を取り込み、必要なら多少アプリで加工してFlickrにアップロードしてしまう。ゆくゆくはMacのiPhotoと同期して、Mac側のフォトライブラリと同期する。僕の場合はFlickrがあるのでこれで十分だけれど、PicasaやMobileMeを挟んで同期できても良いかもしれない。

 iPadは、音楽以上に写真と映像を同期する事が主になるんじゃないかと思っていて、そう考えると16GBという選択はちょっと失敗だったかもしれませんね。


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Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。スマートフォンに特化した活動型メディアAppetizer.jp編集長。 read more & contact

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