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Jobsのプレゼン本の訳書 - スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則
by TARO MATSUMURA - 2010.07.13 09:25
先日ご紹介した英語の書籍「The Presentation Secrets of Steve Jobs」の日本語版が出ました。AppleのCEO、スティーブ・ジョブズのプレゼン術を、実例を交えながら読み解き、身につけることができる書籍で、プレゼンの場に立つ全ての人に読んでもらいたい1冊だ。
英語の本書をBlogで紹介したところ、非常に大反響があった。詳しい紹介は1ヶ月半前のエントリーを参照。
プレゼンテーションというコミュニケーションは難しく、何が正解か、何が効果的か、というのは決して一筋縄ではいかないたぐいのモノだ。どちらかというと、その場の空気や雰囲気、内容などに応じて作り替える必要がある。
時には、自分でストーリーボードを組み立てあげ、数字を効果的にドレスアップし、そして自分で自分を演出し、時と場合によってはユーモアやジョークで危機的状況を切り抜ける必要がある。緻密な計画だけでなく、クリエイティブな発想や、とっさの判断が求められる、非常に高度な時間なのだ。
これを毎回退屈させずに2時間近く聴衆を釘付けにするスティーブ・ジョブズのワザは、絶対に盗んでおくべきポイントがたくさんあるはずだ。本書の中には、18項目に分けて、そのエッセンスを体得できるような構成になっている。体得と書いたのは、この本を読んで、実際のプレゼンの場で試して感触をつかまなければ、身につかない、と言う意味だ。
もう、文字で埋め尽くされた、箇条書きが複雑に絡み合うスライドを作るのはやめよう。むやみな表やグラフを載せるのはやめて、数字に踊ってもらおう。スライドに聴衆が目を細めるのではなく、あなたの身振り手振りを追いかけさせよう。
仮想敵を登場させて、プレゼンテーション中に一緒に問題点を解決させよう。相手の利益と未来を伝えて、必ずアクションを促そう。そして、日頃Twitterで培った短い言葉のセンスをフル活用しつつ、言葉足らずなスライドで話にのめり込ませよう。
最後に、自分自身の深い理解に基づいた、パフォーマンスを楽しもう。プレゼンテーションはどきどきすることではなく、楽しいことなんだ。僕自身も毎回そう思いながら、今日も壇上に立つ。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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