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Mac miniは「趣味の」Apple TVを殺す?
by TARO MATSUMURA @taromatsumura 2010.06.16 09:21

iPhone 4予約に沸く昨日、AppleがひっそりとMac miniをアップデートしたのだが、ひっそりと見守っていられないほど、今回のMac miniのデザインの美しさには驚愕。本当に美しい。現在のMacBook ProやiPadなどに共通する、アルミのソリッドでミニマムな存在は、どこに置くべきか一目でわかる。
こいつはiPad用母艦端末で、リビングの薄型テレビの横に置かれるべき存在。
もちろん普通のMacなので、何に使ってもかまわない。場合によっては家庭用のメインマシンとしてデスクに設置しても良いくらいだ。しかし、デザインを見ても、背面の端子を見ても、やっぱり薄型テレビの横に似合う。とAppleのサイトを見たら、イメージ画像がちゃっかり薄型テレビの脇にちょこんと置いてあるモノだった。ちょっと、このMac miniのデザインについてくる薄型テレビを見つける方が、今は苦労しそうだ。
今回のMac miniは高さが3.6cmと、前作よりもかなり小さくなっている。そして熱などで変色するポリカーボネイトの天板は廃止され、アルミのユニボディになった。そして背面には4ポートのUSB、SDメモリカード、そしてなぜかFireWire 800ポートとiPhoneマイク付きステレオヘッドフォンに対応したミニジャックまで搭載した。ちょっと面白いです。
ただ、HDMI端子も搭載されたことが、また大きなポイントだ。
Core i5/i7搭載のMacBook Pro以降、MacのMini DisplayPortはサウンドの出力に対応していて、Mini Display Port → HDMI変換端子を使えばケーブル1本とコネクタ1個でHDMIの映像と音声の出力に対応できる。しかしMini DisplayPortは残して、Mac miniにはHDMI端子まで搭載してしまった。
そういえば、僕の家で動いている初代Apple TVにも、HDMI端子がついていて、ケーブル1本で薄型テレビに接続、YouTubeや映画、音楽などをテレビで楽しめるようになっている。もちろん、Macでは母艦としてiTunesが動き、(みんな忘れかけてないだろうか?)FrontRowでリモコンで操作することだって問題ない。Apple TVのお株を奪うところまではわかったのではないだろうか。
そして、iTunesが動くと言うことは、iPhoneやiPod、iPadの母艦になれると言うことだ。さすがに初期設定ではマウスとキーボードのワイヤレスのものが必要そうだが、それ以降はリモコンと、Mac miniの脇にDockスタンドでも建てておけば、iPhoneとiPadの充電やバックアップ、アップデートはすんなり終わる。
iPadが入ってくると、母艦としてのパソコンは必要だが、しかし仰々しいフルセットまで入らないというパターンが増えてくる。そこに滑り込んできたのがこのMac mini、というわけだ。
Jobsのプレゼンのように、One more thing。
Macはかなり以前の機種から、簡単な設定だけで、一瞬で、当然のようにWi-Fiルーターとして使うことができる。つまり、リビングにMac miniだけ導入すれば、iPadの母艦として、そして802.11n Wi-Fiルーターとしても利用することができるようになってしまうのだ。
でも、テレビの周りにいちいちiPhoneやiPadを置くスペースを作りに行かないといけないのは、何となく野暮ったいじゃないですか。やはりワイヤレスでバックアップと同期ができるようになって欲しい。iPhone 4も802.11n対応になって、現実的になってきているような気がする。そうなるとMac miniの役割は、より明確になるはずだ。
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