MacSPiCE

Magic Mouseで1日過ごしてみた

by TARO MATSUMURA - 2009.10.30 18:48

Apple Magic Mouse

 今日は朝から1日、Magic MouseをMacBook Airと接続して使ってみた。ひとまず、Bluetoothでデバイスの接続認証をとると、すぐにマウスとして使えるようになるが、ソフトウエアアップデートでドライバを入れないと真価が発揮されない。

 新しいマウスドライバがインストールされると、Apple Storeに展示してあるiMacのように、Magic Mouse向けの細かい設定をすることができるようになる。Magic Mouseの慣性スクロールはiPhoneで慣れているせいか、Macの画面でも心地よく感じる。Magic Mouse以外のトラックパッドでのスクロールにも適用して欲しいくらいだ。

Apple Magic Mouse

 さて、改めてデザイン。どこをとってもキレイ。まあAppleの製品を前に今更ながらの感想かもしれないが、遠めに見ると柔和、近くで見るとソリッド、というバランス感がなんとも面白い。ただ表面の手触りは昔の白かったiBookのような感じで、最新のMacBook Proのトラックパッドの手触りに慣れていると不満が残る。

 そして実際に使っている様子。まず縦スクロールに関しては素晴らしい。Appleロゴのあたりまでタッチセンサーが入っているので、マウスを動かさないブラウジングの際には人さし指でマウスを軽くなぞ来るだけでページのスクロールができるのは快適だ。

Apple Magic Mouse

 しかし、横スクロールは意外と指の体操みたいな感覚だ。慣性スクロールがあるので、はじく、という動作でのコントロールを心得れば問題ないかもしれない。また、1本指で全方向スクロールをしたり、2本指でページめくりの動作をしようとするときは、指先の乾燥具合にも寄るけれど、表面の滑りが悪かったりするかもしれない。

 その点、構造上の問題は合ったとはいえ、Mighty Mouseのボールによるスクロール操作は結構好きだったのだ、と再認識することになった。ただ単に、トラックボール好きだったというだけなのかもしれないけれど。

 構造上の話としては、背面。これもまたつるんときれいにできていて、銀色の船底を見ているような感覚。マウスの動きをスムーズにしているのは底面に走る2本のレールなのだが、このレール、木の机で1日使っていると、夕方にはエッジの部分が擦れて来ているのが確認できる。1日でー、、、と落ち込まないことにしよう。

Apple Magic Mouse

 使用感としては、軽くなった、という感じがある。少なくともMighty Mouseのずっしり感に比べると、非常に快適だ。またMighty Mouseのようなサイドグリップにボタンが無くなったのも良い点。

 高さが低いこのマウスは指が太い僕にとってどうなのだろう、という懸念も心配無用だった。

 使い始めるとき、親指と小指の外側側面が机に設置していて、擦れたりしないか心配していたけれど、別に問題なかった。ただ軽い割には握り心地が言い訳ではないので、手のひらの半分を乗せて使う感じの方がいいかもしれない。

 ということで、新しいMagic Mouseを1日使った感想はこんなところだ。ただ、よっぽどマウス操作を激しく利用するデザインやスプレッドシートなどの作業がない限りは、MacBook Airのトラックパッドだけで使っている方がスマートにも思える。タップでクリックと見なしてくれないところも惜しいというか。

 あと、せっかく面のタッチセンサーがあるのだから、もうちょっとiPhone的な動作をうまく取り入れる面白さもあっていい。たとえば2本指を使った拡大縮小とかね。まあ、そこまで行くと、マウスじゃなくてタッチセンサー付きのディスプレイでやったほうが早いじゃないか、という話にもなるんだけれども。


Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact

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