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みらいログ・プロジェクト

by TARO MATSUMURA - 2008.12.01 14:37

 2008年12月1日、castalia.jpはリニューアルする予定だ。動画視聴、fusenなどのインターフェイスがデータベースごとがらりと変わり、より快適に音声や動画による学びのプラットホームを使って頂けるように改善していく予定だ。

 僕が2007年11月からジョインしたキャスタリアのウェブサイト、castalia.jpは「ネット学習者が集まる学びの泉」である。ココに人が集まり、fusenのインデキシングによって、音声や動画のタイムラインを持つコンテンツを検索可能にしていくアクティビティによって、学びの情報が集まっていくことをイメージしている。

 今回のリニューアルで、より強固なプラットホーム上に、学びを集めていくことが可能になることを期待している。

 学びの情報とは何だろう。

 コンテンツからすると、学びの情報はそのコンテンツを学んだ人の「ノート」や「メモ」がコンテンツのタイムライン上に残っていき、後から来た学習者や検索エンジンによって、そのメモがシェアされ、先人の学びの結果を活用することが出来るようになる。今までは、このことにフォーカスして考えてきた。

 ではネット学習者からみた学びの情報は何だろう。学習歴? メモの束? 綴じてあるノート? ルーズリーフのバインダー? コンテクストとしてはそんなところだと思う。大学の単位表なんかもそれに入るのかもしれない。

 自分のノートをふりかえると、過去に聞いた話、考えた話、To Do、電話番号のメモなど、様々な情報がたまっている。インタビューのメモはここから記事を起こすことになるし、アイディアメモはプレゼンテーションファイルを作る起点になる。自分のノートへの振り返りは様々なモノの伏線になっている。

 ネット学習者から見た学びの情報も、様々なモノの伏線だ。学びたいこと、知りたかったこと、気になった事柄、これらが詰まっていて、自分が付けたfusenを振り返ると、自分の興味の束が見える。そして、クリックすれば、その興味を得たり、満たしたりした音声や動画の箇所がすぐ再生される。

 12月2日、Six Apartの5周年を記念したパーティーが開催される。僕がこんなところにこんなことを書き殴っているのも、Six ApartのMovable Typeのおかげだし、僕が文章を書くのが好きになったのもまた、Weblog、Blog、ブログのおかげである。

 Permalinkを持つUGCを、Blog、写真、一言など、大量生産をしながら生活をしているのが、現代人だ。ちょうどfusenも、Permalinkを持って学びの情報がネット上に公開されるログなのだ。

 ここで、ライフログ、というキーワードに出会う。

 正確にはずいぶん前から知っている言葉だったが、ソニーマーケティングのライフログサービスLife-Xや、Re-blogのTumblr、ライフストリーミングのプラットホームとして元気なTwitterなど、意識してみると非常にたくさんのライフログの『具材』が世の中や自分の周りに揃っている。

 これらもまとめて、「学びたいこと、知りたかったこと、気になった事柄」と見ることが出来、振り返ると自分のノートを見直すように、自分が考えたり行動する様々な伏線だった力点が詰まっている。

 ライフログを分析、活用することは、自分の未来を創り出すことに他ならないのではないだろうか。というアイディアの元、「みらいログ・プロジェクト」を考えた。ライフログ情報の収集や活用に関して、何らかの面白さだったり、ビジネスチャンスだったり、課題などを考えていこうと思っています。

 というファーストエントリー、ということで。


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Author

松村太郎 Taro Matsumura

Taro's Portraitジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。スマートフォンに特化した活動型メディアAppetizer.jp編集長。 read more & contact

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