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Rice Life Barance(ライス・ライフ・バランス)について
by TARO MATSUMURA - 2010.06.14 00:45

写真はイメージ画像。青山にある行きつけのイタリアン。最近人気店になっていて、ランチでも予約しておかないと入れないことがしばしば。ちなみにカメラはXperia。iPhone 4で同じ昼間に撮影してみようかな、と思います。
土曜日に、SFCの後輩に誘われて「IT飲み」と称する飲み会に行ってきた。SFCの卒業生を中心に、その仕事仲間や元上司などが、渋谷のとあるバーにわさわさと集まって、秘密裏風の会合が開かれたのだ。こういう集まりはとても楽しいし、その中の話題もとてもエキサイティングなことが多い。ただ、集まった人も様々だった。
フリーランスの人は半分で、後の半分は企業に勤めていたり、社内ベンチャーをやっていたり。でも皆さん今をときめく生き方をしていて、考え方や実際の生活もノマドな人たちが多い。
例えば、フリーランスで働きながら、理想を目指すビジネスやプロジェクトは会社にジョインして取り組む働き方をしたり、昼間農家で夜ダンスインストラクターという生活をしていたり。ダブルメジャーというSFCのコンセプトがあったが、働き方や生き方にダブるメジャーの考え方を適用する感覚もまた、2000年前後のSFCらしさが出ているんじゃないか、と思っていた。
不思議なモノで、生活や時間や意味合いの分け方の変化は行ったり来たりしている。
僕らの親世代のように、会社の公(おおやけ)と家庭の私(わたくし)という分け方があった。必然的に、「平日+土曜日の午前中」と「土曜日の午後と日曜日」で、5.5:1.5の割合が基本だった。しかし土曜日に集まった人たちの多くは、それは非効率だ、と言う。
自分自身もそう思う。
その前提で仕事をしてきて、しかし一方で別軸で超えられないジレンマもある。理想を目指す仕事と、日銭を稼ぐ仕事の乖離だ。お金がない、時間が足りない、いろいろな理由はあるが、言い訳をするのは止そう。それでも、食べていくための仕事が、必ずしも自分が目指している理想像と離れていることは往々にしてある。
良くも悪くも、そのくらいサバイバルな世の中としてとらえているから、ノマド的な働き方ができているとも言えそうだ。まさに、80世代のノマドたちは、理想の割合を増やせるように食べていく為のお金を稼ぎながら準備し、時期を見計らい、メンバーを集めている。その状態を捕らえるとすれば、ワーク・ライフ・バランスならぬ、この言葉になるだろうか。
この割合がどんどんライフの方向に比重を増していけばよいか、と言われると、そうでもないのかもしれない。始めは分かれている時間や比重の置き方も、だんだん融合していく方向になると良いよね、というのが、とりあえず土曜日の夜の結論だ。まあ、もう少しじっくりと育てていきたいアイディアである。
Author
松村太郎 Taro Matsumura
ジャーナリスト・企画・選曲。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。ビジネスブレイクスルー大学講師。テクノロジーとライフスタイルの関係を探求。モバイル、ソーシャルラーニング、サステイナビリティ、ノマドがテーマ。近著に『タブレット革命』『スマートフォン新時代』など。 read more & contact
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