
13:06 本日はウェザーニューズの上山亮祐さんに「ネットワークの進化、個人向け気象サービス」についてお話を頂きます。 13:08 上山:ウェザーニューズは1986年創業の民間機障害者。営業拠点は国内、海外に展開している。気象は千葉・幕張のグローバルセンターで作っている。例えば韓国の番組も、日本のスタジオで収録する「センター方式」というビジネス。 13:09 上山:2004年にアメリカ・オクラホマに予報のサブセンターを設立した。竜巻の映画「ツイスター」の舞台。気象学的に見れば、気象の世界最先端の場所で、研究開発をしている。 13:11 上山:天気予報のBtoB(対企業)ビジネスは、陸・海・空に分かれる。海では例えば航海気象。荷物を安全に海運する情報提供で、世界シェア7割。空=航空気象。飛べるか飛べないか。陸=道路気象。高速道路の安全対策など。またコンビニの販売予測などの情報提供をしている。21業種・業態。 13:12 上山:個人向けはBtoS。通常BtoCと読んでいるが、消費者ではなく「サポーター」と捉えている。有料会員数160万人、月間ユニークユーザー2500万人。BSデータ放送、CATV1000万世帯、デジタルサイネージ、ケータイ・iPhoneで提供。 13:13 上山:Mobile & Internetは1994年にスタート。1999年i-mode公式サイト、2001年503iシリーズ向けJavaアプリ、2004年100万人の有料会員を突破。2005年、ウェザーリポート本格始動。今日はこのウェザーリポートがメイン。 13:15 上山:ウェザーリポートは、ケータイから気象情報を投稿してもらうサービス。月間のべ100万人規模で見てもらう。最近だと、群馬県館林付近の竜巻を、モバイルで現地の人たちがリポートしてくれて、瞬時に現場の状況がわかるようになった。 13:16 上山:2009年は、中国地方・九州地方の豪雨が多い都市だった。崖崩れ、川の氾濫、道路冠水などの情報を写真付きで投稿。被害現況画面で捉えられる。リポート数も25000件集まり、過去最高を記録した。 13:17 上山:テレビでは、「きゃー、すごい風です」というリポートを1地点から送ってくるが、ケータイの写真やコメントが数多く、面的に情報収集が出来、何県・何市・何町で、何が起きているか、がわかる点がメリット。 13:18 上山:ゲリラ雷雨防衛隊は、気象庁の情報を加工してもわからなかった情報によって実現した、新しい天気予報。「ゲリラ雷雨は、日本でのみ、予測可能」。なぜなら、ケータイによるウェザーリポーターがいるから。気象庁はお手上げ状態、観測機では捉えることが出来ていない。 13:20 上山:人の目による観測によってゲリラ雷雨を予測する。「ゲリラ雷雨メールの予測精度は90%、突発手形ゲリラ雷雨による志望者をゼロにする」というミッションで取り組んだ。参加隊員数25000人、サポート企業300社(工事・建設事業者が活用)、メール会員12万人。(予測精度90%を達成) 13:21 上山:手法はシンプル。朝、ゲリラ雷雨が発生しそうな条件はわかる。どこで、いつ、どんな雨が降るのはわからない。これを絞るため、隊員に、監視する領域をリポートしてもらう。雲、雷鳴、降雨を、位置情報付きで収集。メールを打つと数分で1000通規模の情報が集まる。 13:22 上山:集まったリポートをウェザーニューズが分析、ゲリラ雷雨メールを配信して。「五感」で観測して、それを生かす情報流通を実現している。インターネットのゲリラ雷雨情報で、赤=発生直前、黄=発生危険地域、×=発生後のエリアをすぐ確認できる。 13:24 上山:新型小型レーダー「WITH RADER」を開発。移動観測車に搭載したレーダーを、発生しそうな位置に移動させる。これまでのレーダーは2000m以上の蜘蛛を捕らえる設計。 13:25 上山:ゲリラ雷雨の積乱雲は、白い積雲から灰色の積乱雲になっていくが、2000mの高さになってからでは遅い。人の観測・目視と新型小型レーダーを融合させて作っているデータ。 13:26 上山:テレビ朝日のデータ放送の枠を使い、関東のゲリラ雷雨情報を名まで伝えられる仕組みを2009年始めた。ゲリラ雷雨が発生しそうになると、自動的に画面に表示、詳細を確認できるようになる。 13:27 上山:2009年のPC向け新サービス「SOLiVE24」。PCのデスクトップで今の空を見るための窓(ソラマド)。地方別の窓にはウェザーリポーターのリポートが表示。これに加えて、生の天気番組を24時間放送している。 13:28 上山:誰でも参加できるチャットで番組、視聴者間で情報交換が出来る、新しい双方向コミュニケーション。番組中の画面をクリックすると、紹介したリポートや気象情報をデスクトップに詳しく表示できる。リアルタイム投票機能も。 13:30 上山:CS910CHでも同じ24時間放送を視聴可能。パソコン向け、テレビのデータ放送、ケータイも含めて、クロスメディアで放送とコミュニケーションを作っていくことが出来る。 13:31 上山:24時間生なので、地震や台風、竜巻などが発生した瞬間、すぐに天気予報が切り替わるようになっている。スタジオの背後に予報センターがあり、すぐに専門家が説明する。緊急地震速報とも連動。もっとも一番早いメディア。早すぎて伝わらない点は反省。 13:32 上山:生放送だと、気象情報の価値の劣化も早い。5分前の情報に価値があるが、10分前、20分前は価値が薄くなってしまう。そんな情報流通の局面になってきた。 13:33 上山:これからの気象情報はどうなる? これまでは、気象情報をアメダスで観測、スーパーコンピューターで解析、マスメディアから一斉配信していた。 13:34 上山:これからは、アメダスなどによる観測に加えて、人の体感、気分といった、人間の感覚を集約するケータイやウェブなどのメディアが使えるようになった。コンピューターの「観測」と人の目による「感測」に価値があるのではないか。 13:35 上山:また、メディアもマスメディアだけでなく、ケータイ、iPhone、デジタルサイネージ、トレインチャンネルなど多様な手段で伝えていく。その人、その状況に最適な受け取り方にあわせていくべき。 「これからの天気予報は、皆で一緒に作る時代へ」 13:36 上山:実は日本の大学に足を踏み入れるのは始めてで緊張している。教室はあまり変わらないんだけれども。Bostonにいた。 13:37 @fthtm 上山:送る側の情報をかに出すかがポイント。ケータイサイト内で10分天気予報をしているが、ケータイで10分おきに1時間先まで無料で見られる。現地の人から今の天気「晴れ」「陰はっきり」という情報で成り立っている。頭上の天気を調べることが出来ている。 [in reply to fthtm] 13:39 @syannn 上山:間違った情報は、ぜんぜんない。なぜかよくわからないが、有料会員制を取っていることは、質の高い情報を集める効果があるのではないか。モチベーションが高い人に、皆が引っ張られていくような循環が出来ていて、ノイズが少ない。 [in reply to syannn] 13:40 上山:チェック体制としては、相当の人数を張っているいる。もしノイズが入ってきても、点によるノイズの情報。面で捉えているので。ライブカメラなどを参照して、瞬時にノイズかどうかを分けている。点の情報が量による質によって上回る世界になっている。 13:42 @fthtm 上山:雷の予測は難しい。光っている雷のうちどれが落ちるかわからない。積乱雲が原因でそれを元に予測する。落ちた情報をどれだけ早く伝えられるかがカギ。ケータイの落雷アラームは半径50kmいないに落ちたらお知らせするサービス。まだまだわからないことが多く、可能性ある分野。 [in reply to fthtm] 13:43 @kohzu かなり高級なモノ。航空機の先端にあるドップラーレーダーを使っている。幕張には移動型3台、大阪にも配備している。関東は東京都をカバーする範囲で配備。今年から1〜2年の間に、20数台を配備。目標は一家に一台のものが出来れば。 [in reply to kohzu] 13:44 上山:一家に一台というのは夢の世界。ただテレビは一家に一台が成り立っている。日本では防災意識が非常に高い。先日の台風は、他のアジア各国だったら死者が数百倍になってしまう。リテラシーの向上や技術、モバイルなどでもっと気軽な情報収集・提供の時代が来ると思う。 13:45 @morinome 上山:ゲリラ雷雨が終わる時間はほとんどわからない。10分だったり、30分だったり。雨の量までは今、わかっていない。起きるかどうかはわかるが。WITHレーダーは雲の中身、アメの移動・発達度合いがわかってくるんじゃないか。更新頻度6秒(これまでは300秒)なので。 [in reply to morinome] 13:47 @Wollest 上山:テレビはより広い人たちに伝えるには有効なメディア。みなさんも1日1回は見てるんじゃないか。それ自体はテレビの特徴。人に向けた、と言うより幅広い人向け。より詳しい、自分に落ちた情報はケータイやウェブに集約される。役割分担が進む。 [in reply to Wollest] 13:49 @kohzu 上山:情報手段の細分化の進行は止められない。技術もたくさん出てくるが、どれがメジャーになるか、受け入れられるかを見極めなければならない。どういうメディアが浸透するかにあわせて、最適化して情報提供する。ユーザーは何を選択してもかまわないと思うが、そのニーズを見極める。 [in reply to kohzu] 13:50 @mosukoby 上山:天気予報の範囲。明日の天気は9割当たる。「明日の関東の天気・晴れ」と言うか、「花小金井駅の天気・晴れ」と言うかで検証手段が違う。広いエリアの確率は高いが、狭い範囲は苦手。そこでウェザーリポーターのご協力で精度を高めている。 [in reply to mosukoby] 13:52 @mosukoby 上山:長期に関しては、全く当たらないかもしれない。様々な要素が絡んでいて、本当に難しい。天候デリバティブ向けなどに、長期予測サービスを提供している。ただ、1つの見解を伝えるのではなく、様々な専門意見を出していくのが現状。 [in reply to mosukoby] 13:52 今後天気を確実に間違えなく予報できるようになったりするんですか?? [twicco.jp @s0611051 ] 13:52 現在の天気予報システムで最先端を進んでいるのは日本ですか? [twicco.jp @s0711053 ] 13:52 これだけ防災意識が強い日本でも、台風が通過すれば一人や二人、確実に死者が出たというニュースを見る。こういった被害者は大抵ご老体であり、ご老体は携帯電話を持ってない人が多いだろう。こういった人にいかに情報をフォローするのか、考えていますか? [twicco.jp @fthtm ] 13:52 国の面積が小さい日本ならではの技術ですね、アメリカくらい大きかったらレーダーの費用が大変そう。 [twicco.jp...